桜3分~4分咲き

★写真は昨日(3月30日)の近所の桜です。
★さて、桜はもうすぐ満開になりそうだ。
★しかし、東北地方の被災地は未だに桜どころではないと思う。
★近頃NHKのニュースにしても、民放のニュースも被災地の報道が多分に情緒的になってきているのが気になる。
★これでもか、これでもかと子供達へ卒業証書をとどける先生とか、泣きながら答辞を読む中学生とか、親近者を亡くして故郷を捨てて移動する被災者とか20日経ってやっと届いた手紙に涙する主婦。
★挙げればきりがない。
★それ自体がが悪いと言うのではない。
★勿論見せられれば小生も涙がこぼれる。
★だが、これほどの未曾有の災害が収まったわけではなく、現に何十万と言う人が避難所にいる現実の中で、強引に見栄としか思えない、子供手当法案のつなぎ法案を通している民主党及び国会。
★サルコジ大統領との握手で、何が嬉しいのか一人歯を見せて笑っている菅直人。(この男は最低を通り越している)
★IAEAの放射線調査の結果まで、否定して弁解して見せる原子力安全委員会は「国内では総合的に判断しており、現状の判断に問題ない」等と言っている。
★こうした様々な問題に対して情緒的ではなく、論理的に被災者の方々の現在の状態や、不足している物、何に対していらだち、何に対して怒っているのかを正確に伝えるのがマスメディア特にテレビの役目ではないのか。
★感動や悲しみの情緒的ストーリーは、全てが収まった何年か後でもいいし、そうした事はわれわれ芝居屋等にまかせておけばいいと思う。
★ニュースを、なんとしてもドラマに仕立てようとしている昨今の傾向は実に憂うべき事である。
★そうじやないかいベイビー!
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