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春は本当に来るのか

カルガモ

★写真は河原を歩くカルガモ。

★さて、東電の勝俣会長に寄れば原子炉は安定の方向にあるとの事で、流石に原子力安全委員会もその認識に対して違うと言ったとか言わないとか。

★もうあきれてものも言えないような状況である。

★TVはきりもない被災地をただ、策もなく映すだけのニュースか、でなければあきれるようなバライティーばかりなので、NHKの教育テレビをみたらニーチェのツァラトゥストラを読み砕いて見せると言う番組をやっていた。

★流石教育テレビだと思った。

★このタイミングでツァラトゥストラかと皮肉でなく感心した。

★長く続いたキリスト教の価値概念を、聖書のパロディのようにして、価値概念の変革を説いた哲学書で。

★原子力神話に踊らされて使い放題の電気の中で生きて来た日本人の価値観を、根こそぎ奪ってしまったこの災害時に読むべき唯一の本かもしれない。

★いまこそ、ありとあらゆるルサンチマンを価値転換させなければならない時なのかもしれない。

★と、本日はいささか、哲学的な事を考えたG.Cでありました。

★だが、被災地の方々のルサンチマンは決して収まるものではないし、簡単に収まる程度の事ではないと思う。

★今の日本の指導者に必要なのは国民を納得させる哲学とそれにもとずくビィジョンと現に今の具体的な救済の行動力なのに。

★そうだろうベイビー!
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theme : 思うこと
genre : 学問・文化・芸術

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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