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パリ・ロンドン トリップその3

パリベルシー
★パリ・ロンドン トリップその3★

★写真は宿泊したホテルの近く、パリのベルシー駅近くです。

★さて、いよいよ、パリも2日目となります。パリ国立図書館ここは只今改築中で、戯曲部門のアーカイブが、こちらの旧館に納められています。実に丁寧な保管であり、また、その保管の方法を丁寧に係りの方がレクチャーしてくれました。

★そして、午後、パリ郊外の方で東京で言えばまあ、八王子か武蔵境ぐらいの郊外にある。INA-SUP(イナ・シップ)を訪問しました。

★ここはいわば映画学校とアーキビストの養成大学のようなところで、アーキビストを育てる事もさることながら、例えばシナリオを書いた者と、映画がいかにして、大衆へ浸透し、商行為として成り立つかと言うプロデューサー業の授業を学んだ者をドッキングさせて、シナリオと制作・興行の実践勉強をさせるという実に魅力的な授業をやっている学校です。

★INA(イナ)というアーカイブの母体が郊外に土地を借り、大きな建物を建てて、ここまでのことを事業として展開しているという事に、今更ながら大きな驚きとショックを受けるわれわれでありました。

★こうしたことがほとんど国の事業として行なわれている現状を見るにつけ、日本との差はいかんともしがたく、100年は遅れていると言わざるをえません。

★伝統を大切にして、大人の社会を確固として造り、芸術・文化をいかに守り育てていくか。

★儲けて、何ぼの日本とは正反対ともいっていい、世界がここにはあるのです。

★まいった。と言う以外何の言葉もでません。せめてこういった現状を文化庁の役人自らが視察して考えてほしいとしか、言いようがありません。

★いや、もっと上か役人のトツプか政治家が視察して、日本の100年の遅れを感じてほしいとしか言えません。

★夜、ムーランルージュにでも行こうと思ったのですが、満員とかであきらめ、ささやかにワインとおつまみを取って夕食です。

★多分お役人が視察に来たら、夜はフランス料理のフルコースでも味わうのかもしれません。

★それを税金でやられるとなるとこれも考えてしまいます。



★さて、本日11月17日の日記-久々に歯医者によってYWCAのクリスマス劇の稽古の演出で御茶ノ水へ。

★小生の海外旅行の為中断していた稽古が再開となった。軽く初めて通しての読み合わせ。その後装置照明の打ち合わせ等。

★帰ってきて、文化庁助成金申請の書類作り。

★時差ボケはもうおさまったのだろうが、それにしては躯が妙に重く、疲れが躯の奥に沈みこんでいるような、もぐりこんでしまったような感じ。

★これはなんなんだ?ベイビー!やっばし時差ボケが解消していないのか?それともこれはボケ・ボケ?教えてくれよベィピー!
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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