トップガールズ観劇

★写真は多摩湖への道。落ち葉と紅葉の道です。
★さて、本日は目白のアイピット目白で、トップガールズという芝居を見に行ってきました。
★ベテランの神保 共子さんに混じって、かって八騎人(ハッキジン)という劇団で一緒に何回か芝居をした, いさらい香奈子さんが堂々と頑張って互角以上の芝居をしていて、ほんとうに嬉しい思いで舞台を見てきました。
★小生の演出で一緒にやった舞台の頃は彼女も20歳そこそこで、役者としてはまだ未知数でどうなるかと思ったものですが、20数年が過ぎて、実にすばらしい女優さんになりました。
★感慨無量でありました。
★彼女は「眠れ愛しのリリー」の2代目のりりー役をやり、それなりにすばらしい若さの感性で芝居をしていましたが、ここまで成長するとは当時考えられませんでした。
★芝居は、長くやればいいというものではなく、才能もないのに長くそれしか出来なくて、本人はその気でなくとも、ダラダラと続けている役者もいます。
★ただ、いさらい香奈子さんの場合は本当に続けていてよかったという部類に属するものです。
★彼女はライブハウスでシャンソンを歌ったり、児童劇で全国を回ったりして、頑張っています。
★そういえば神保 共子さんも36くらい前に小生の書いた「ふるさとまとめて花一匁」のラジオドラマに出ていただいた事があります。ご本人はお忘れかもしれませんが、小生にとっては3作目のオリジナルドラマで忘れられない作品です。
★あれからほんとうに幾星霜です。
★そして、芝居自体も大変面白く芸達者な女優さんのテンションの高い芝居で面白かったと思います。
★1980年代のイギリスのキャリル・チャーチルという女流作家の作品で、鉄の女サッチャーが登場した頃の芝居で、ただ1幕の構造が演出的に説明不足の感があり、ちょっと分かりにくかったが、終幕の中年姉妹のやりとりは見事でした。
★天気予報の通り、帰り頃には雨になり、駅からバスに乗って帰りついたというわけです。
★芝居のよさと、芝居を長くやってきた事の嬉しさに触れた半日だったよベイビー!
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