打ち合わせ~芝居

★夏空であります。
★さて、本日は午後、渋谷にて作品打ち合わせ。
★終わって、夕方パラパラと降り出した雨の中を目白へ。
★平石 耕一さんの芝居を見に行きました。
★芝居の前に時間が空いたので、目白のブックオフで本を見ていたところ……
★向田 邦子さんの「この小説を書き終えて著者は悲劇の旅へと出発した」と腰巻にある{男どき女どき(オドキメドキ)}という単行本がなんと105円で売られていたので、悲しくなり買ってしまいました。
★せめて1050円ならともかく105円ですよ。
★ブックオフと言うところは本の新しさと体裁のみを問題にする処で、中身など何の価値も置いていないのです。
★それは分かってはいるけど、105円はないんでないの?
★平石さんの芝居は例によって、刺激的で、常に深い問題意識と新たなチャレンジに満ちた作品で、感服しまた。
★今回は戦後の詐欺とファンドと銀行、政治家との問題を大胆な手法で取り上げ新しい実験的な舞台でありました。
★芝居の後、平石さん、さい・ふうめいさんや出演者の皆さんとおいしい酒を飲みました。
★帰りに西武新宿から優先席に座っていると、高田の馬場で乗りこんできた男の老人が、小生の横に座っていた若い女の子に向かって、いきなり、「かわってかわって」と強引に立たせて、自分が座ったのには唖然としました。
★もうすこし言い方があったと思います。せめて「すみません。かわっていただけますか?」とかならともかく。
★優先席をまるで自分で買い占めているような振る舞いに、カチンと来て、いつもなら「おい、そういう言い方はねえだろう?」とはじけるところでしたが、今日はおとなしく、105円で買った向田さんの本の短編を読みながら、心穏やかに喧嘩する事無く電車に乗っていました。
★そんなわけで、お盆近くの週末は過ぎて言ったのだよベイビー!
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