子供たちの展覧会

★写真は小学生の絵の展示会の様子です。
★さて、本日は小平のルネ小平というところで、画家の金山 明子さんの教えている幼児や小学生たちの展覧会があり、午後、雑用を終えてから家人と行った。
★絵と立体の工作との2本立てで、なかには自分で何人か絵本を造り、絵と童話のようなものを書いて綴じているものもあった。
★総じて目移りするほど様々な創造力が駆使されていて、驚くほど楽しかった。
★ただ、絵本の中に「一人殺された」とかの文章があったり、親から虐待を受けていて、今は児童相談所に入っている子供の絵などもあり、殺される―!等の文字の入った漫画のような絵があったりして、とても考えさせられた。
★今は本当に大人を信用していない子供が多いという。それも4歳児とかにして、そんな風だったりするという。
★大人が政治家から始まって、すぐ約束事を違えたり、平気で嘘をついたり、上がくるくる変わって少しも安定の無い様が子供の世界いに如実にかつ迅速に伝染しているという。
★恐ろしい事だし、なんとも悲しく痛ましい事ではないか……
★そのなかにあって、子供たちの造った色々な粘土や木の端で工夫して、造ったお弁当は観るだけで楽しくなった。

★金山明子さんは御主人も画家で息子さんと3人で100人程の子供から大人までに絵を教えていて、ご自身もすばらしい画家で、家人とは早稲田の同級生というゆかりの友達である。
★随分前この方の絵に刺激されて、「眠れいとしのりりー」という芝居を書き、この芝居は「八騎人(ハツキジン)
」劇団ギルドと何回も役者を替え、上演を重ね30ステージ近く上演したかもしれない。
★「コレド」で上演した「誰?」の60ステージに次いで上演回数の多い作品だ。
★それはともかく、久しぶりに会場にいた金山さんと久しぶりに語り、小平から電車に乗ると降りた駅は土砂降りの雨。
★駅前のパン屋兼喫茶店で雨の止むのを小一時間待ち、雨上がりの道を自転車で帰ってくる。
★さて、それから又あくなき片づけが始まる。
★十年前から手の着けていない古い書類を整理して、大きな衣裳ぼてから、捨てまくって、小さな箱に纏めると、既に深夜である。
★一体完全に片付くのはいつになるのか、ベイビー!
★まったくもってなお先の見えない日々である。
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