旧友との語らい

★写真は昨日撮った西武園遊園地のジェットコースター。
★ジェットコスターは高所恐怖症とマイナスGに極端に弱いため、生涯失敗しての3度の試乗しかないが、写真の撮影としては絵になって面白い。
★さて、本日は37年来の付き合いである照明のMさんと久しぶりに会い、飲んで語った。
★Mさんは小生と同期で4カ月程兄貴なのだが、大変な偉丈夫で、今でも毎年、12月の暮れも押し迫ると、妻子を日本に置いて、単身東南アジアへ旅に出てしまう。
★しかも、旅行社の斡旋でルートを組んでの旅ではなく、行き帰りの安い航空券を買ってのその日その日の行き当たりばったりに近い旅で、バックパッカーなのである。
★勿論彼は現地の言葉はまるっきり出来ず、日本語オンリーで押し通す。
★67歳でのこういう旅は小生には逆立ちしても出来ない。
★去年から今年にかけてはベトナムからラオス、タイと1ケ月程無銭旅行(古い言葉だなー)してきたという。
★その土産話。
★ハノイのホテルで可愛い受付の女の子にパスポートを取られかけ、やっとのことで取り戻した話とか。
★ベトナムからラオスのある村に行きたくて、チケットを現地にいる日本人から買ったら、騙されて反対方向の100㌔先の村で下ろされ、3輪車の乗り合い自動車で100㌔戻ってきた話等実に刺激的だ。
★若い者がゲームやネットにうつつを抜かす暇があったら、世界へと言うよりアジアをバックパッカーで歩きまわる事を進める。
★どんな勉強よりそうした、予定調和の無い、その日その日をどう切り抜けていくかという事で、知恵と体力と精神力がどれほど鍛えられることか。
★Mさんの爪の垢でも煎じて飲ませたい奴は五万といる。
★その気になりさえすれば、60半ばを過ぎても出来るという事なのだが、小生にはその根性と体力はすでにない。
★尊敬と羨ましいという感情が、話を聞きながら溢れてきた。
★まあ、小生は自分らしく別の方法でやりぬくしかない。
★と言う事だよ、ベイビー!
★人からパワーをもらうという考え方は好きではないし、パワーとかは自身の内側から湧き立たせるものだとは思っているが、さすがに本日はMさんのエネルギーに圧倒された一時であった。
★年寄りをなめたらあかんぜよ。
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