脚本の撤収

★写真は桜を惜しんで、上から見た桜。
★さて、本日は4月18日(日)に脚本展が終わった江戸東京博物館へ夕方行き、脚本の撤収をした。
★展覧会も、その準備と後片付けが何かと大変である。
★今回は江戸東京博物館に来たお客様が、ついでに企画展の脚本展を覗いてくださった方もいた。
★一般の日頃あまり脚本とかになじみの無い方に、脚本をアーカイブしていく事の大切さなどを、分かっていただけたのではないかと思う。
★陽気がなんとか暖かくなってきたので、背広の衣替えをしょうと、ロッカーから取りだしたら、あちこちにカビ。
★家人の帰りが遅かったので、アイロンを取りだして、かけてみたが、家人が帰ってきて、カビが取れていないと指摘される。
★「なんで?」と問い返すと、濡れたタオルかなんかでよく拭き取ってからアイロンをかけなければ、カビは取れないとのこと。
★手でもんでカビを落とし、スチームアイロンをかけるだけではだめらしい。
★なれない事をやるとこんな様である。
★なにしろ、洋服に関しては貧乏に育った事のトラウマで、ジャケットは春物だけで、10着以上ある。大体が同じようなストライプが入つたり、入っていなかったりのブラックなので、多分人は2着か3着を着まわしているのかと思っていると思う。
★が、さにあらず、背抜きのスリーシーズンが10着以上、冬物が15着程その他にスーツ10着程と、職業柄「そんなに衣裳いる筈もなかろー!何の商売やっとるんじゃ!」と大突っ込みが来る程の数である。
★別に自慢しているわけではない。困ったものだと思っている。
★中学や高校の頃、暴れてかぎ裂きになっても新しい制服が買ってもらえず、ミシンで尻などが縫い合わされたズボンを佩いて、黒板に出て数学の問題を解かされても、ズボンの尻の縫いあとが気になって、(特に好きな女の子等が居た時は)問題を解くどころではなく恥ずかしくて仕方なかった。
★ほんとうは制服にすればみんな平等というのは金持ちの発想で、制服は支給ではないから買わなければならないという貧乏人の現実は分かっていない。
★通学の服装が何でもよければ、親せきなどから贈ってもらったしゃれたお古の服があったのである。
★一旦鍵裂きしたりすれば、普通の家では買い替えてもらえるが、わが家はミシンで大きく修理してそのまま佩かねばならない。
★服装で差別された子供は、大人になると病的に服を買いそろえる。これはほとんど病気といってもいい。
★服装だけはしのごの言わせたくない。毎日着替えてやるという、なんとも陳腐な発想に捉われてしまうのだ。
★だが、分かっていて、中々治らない。
★横道にそれた。
★明日、家人に黴を取ってもらい、再びアイロンがけしてもらう事にした。
★やれやれだよベイビー!
★大体、吾寝室は冬中、喉が弱いため、加湿器で湿度を高くしている。そこにあるロッカーの中も多分湿気が多いのだ。乾燥剤を入れるか、時々風を通さなければいけないのだ。
★もっとも去年はそんな暇なかったもんな。9月の新聞を3日前にやつと読み終わったと言うほど忙しかった。
★ほとんどが、芝居とボランティアで、本当はそのくらい働けば大分儲かったと思われるのに、相変わらず、世界一年収の低く、世界一忙しい日々を送っている。
★残念!
★だがせめて、安い?(本当は高い物を安く買う秘訣がある)背広くらい、とっかえひっかえ着させてくれ!
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