養生更に

★写真はてら朗読発表会の中の1枚です。
★咳が止まらず、昨夜は2時間毎に4回目が覚めた。
★悪夢に近い夢を、その度毎に何回も夢を観た。
★よく見る夢は、どこか遠いところに行っていて、家というか家庭に帰ろうと思うのだが、中々帰りつかない夢である。
★あるときは、どこか山の裾のような電車が中々やってこないようなところに、たった一人で取り残されていて、なんとか都市の中心部に向かって、移動して帰ろうとするのだが中々帰れない。電話も通じないというパターンだ。
★年齢は決って、若い時の自分で、昨夜はなにかスナックかバーのようなところで働いていて、何故かその二日目、家に帰ろうとするが、中々帰れないという夢だった。
★「そごう」というデパートの屋上のようなところから、工事中で囲いのある狭い階段を一生懸命降りて行くのだが、中々地上にたどり着かない。
★そのデパートの前からバスに乗れば家に帰れるのだが、そのバスの発着所への階段がいつまでも降りられないのである。
★なんでそのデパートが「そごう」なのか?40数年前に、有楽町のそごうでバイトをしていた事がある。
★そごうには読売ホールがあり、読売ホールへ行くエレベーを、夕方エレベーターガールから引き継いでエレベーターを運転するボーイのバイトをしていたのである。
★このバイトは比較的楽で、ホールのイベントの入場と退場のほかは、5台のエレベーターの1台が動いていればいいわけで、その間中、読売ホールで行われる芝居や踊りやイベントを毎日見られた。
★その頃芝居は1か月興業は多々あり、同じ芝居を30回以上見る事が出来た。
★イギリスの演出家がやつてきて舞台稽古をしていたのを見たり、新国劇や民芸の芝居や東宝現代劇の芝居など見あきるほど見たものである。
★その頃は唯好きで見ていたが、後になってその時見た舞台が実に自分の中の財産になっていた事を知った。
★まあ、そんなことはあったが、デパートの綺麗なエレベーターガールのお姉ちゃんと恋に落ちる事もなく、そのバイトは3年ほど続いただろうか?
★だが、夢に出てきたのはそのそごうではなさそうだった。
★元々東京では生まれたが、長野、静岡と流れて東京へ帰ってきたので、常に帰るべき故郷が無いように思われ、いつも何処かをさすらっている夢を見る。
★これは仕方のないことかもしれない。
★だが、せめて、現実がつまらないのだから、夢ぐらい楽しくてもよかろうとおもうが。
★悲しかったり、怒り狂っていたり、苦しかったりの夢ばかりだよ、ベイビー!
★せめて、楽しい夢を観たいものだが……
スポンサーサイト