いざ高円寺へ

★写真は稽古風景です。
★さて、ついに本日は稽古場やる最後の稽古となりました★最後の通し稽古を午後2時からマチネーの時間に合わせてやりました。
★細かい部分を除いて、ほぼ満足のいけるところまで出来上がりました。
★その後細かいところの抜き稽古。夜9時くらいまで。
★さて、明日は小屋入りです。
★小屋入りになると、仕込み、場当たりがあるので、役者中心の稽古はほとんど出来ません。
★照明と役者、役者と音響のきっかけなどの当たりが中心になってきます。
★だから、この段階で出来なかった事は見切りとしなければなりません。
★本日はたまたま西武新宿線の武蔵関の地区会館を借りての稽古でした。
★武蔵関と言えば、忘れもしない40年前わたしはなにものでもなく、芝居をやろうとも、何かそれ以外の道を生きて行くという事さえ頭の中に浮かばず、仕事もしていなくて。(今のようにフリーター等と言うポジションがなかった時です)
★26歳、一切の希望も夢もなく現実さえも喪失していて、明日死のうか明後日死のうかとひたすら自殺しか考えていなかったわたしの住むアパートのあった町です。
★そこのちかくでやる小屋入り前の最後の稽古は本当に感慨深いものがあります。
★ただ生きていてよかった。あの時死なないでよかったとしか思えない場所です。
★もしあの時自殺していればこのようなブログを書くこともなく、このように芝居を若い人たちとやることもなかったでしょう。
★それは、放送作家としても劇作家・演出家としてたいした作品を残していなかったにせよ、こうしてこの年まで芝居の出来ている事を感謝します。
★演劇寿命というものがわたしにあるとすれば、そのぎりぎりのところまできての公演です。
★あと、3回打てるか、それとも4回で終わりかというわたしの演劇寿命の中で打つ公演です。
★ひとつひとつが私には意味があります。
★しかし、お客さまにとっては、それら一切の事は関係なく、芝居は面白いか面白くないかという2つの感想しか本来芝居にはあり得ないのです。
★さて、どちらになるか?
★お客様が席についてくれて、芝居は正に成立するのです。
★短い公演期間ですが、少しでもお暇があれば、是非観にいらしてください。
★そして、どちらかの感想をいただければと思います。
★よく頑張ったねとかよく頑張っていたとの感想はいりません。
★面白いか面白くないかだよベイビー!
★頑張って、小屋入りしてきます。
★芝居は26日から3日間です。
★宜しくお願いいたします。
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