稽古休み

★近くの桃の花です。
★本日は、本番まで最後の稽古休みなので床屋へでも行って、伸び放題の髪を切ろうかと思ったのですが、そんな余裕もなく、池袋へ出て、効果音のCDを探し歩きました。
★大きなCD屋がつぶれて、ブックオフに代わっていたりで、バレンタインデーとかで、カップルだらけの繁華街をあちこち歩き回りへとへとに疲れました。
★本来効果音は音響の人を頼んで任せるのですが、今回は予算がなく、小生が探し歩いたり、ダウンロードしたりしなければなりません。
★厄介とはいえ、効果音造りも好きなので、自分でもよくやるのですが、流石に年で疲れが先に来てしまいます。
★帰りついて、夜半、CDのチェックや選曲であっという間に時間が過ぎて行きます。
★体がいくつあっても足らない状態です。
★今回は舞台監督と音響効果にギルドの役者が2人回っているのですが、本来が役者の為か、中々自分から色々と考えてどんどん実行するという具合にはいきません。
★演出助手の永島は頑張っているのですが、今回出演しない予定が急きょ出演と決り、こつちもあれやこれやで目いっぱいというところです。
★演出としては脚本の完成を受けて、ああもしたい。こういう仕掛けもと考えるのですが、なにせ予算の壁にぶち当たります。
★今回は特に少人数で、ささやかにという考え方で出発したのですが、いざとなると、そればかりでは何もできず、ついつい色々な事が増え増大してきます。
★それは、ロイヤルシェクスピアカンパニーが、何も無いセットで役者だけで見せた「真夏の夜の夢」のようにいけばよいのですが、何もなしで役者の芝居だけで見せるほどの技術はありません。
★もっともあれは、白い布で一面覆い尽くしたセットのようで、あれはあれでお金をかけていたように記憶しますが、ずいぶんと前で(30年以上前か?)よく覚えていません。
★ともかく、最低限、音と灯りでカバーしなくてはと無い頭を振りしぼって考えています。
★以前「舞台全面にパソコンが溢れそれらが一斉に光り出す」というラストを書いたところ、現実の舞台では、4台のノートパソコンが光るのが精一杯でした。
★それは、お金を掛けさえしたら、どんな舞台効果も出来ます。バンクーバーオリンピックの開会式などがそのたぐいですが、金の無いぎりぎりのところで、何が出来るかという事も、負け惜しみではなく、われわれの芝居のいいところでもあります。
★みなさん。是非覗いてみてください。必ず面白い芝居にいたします。
★よろしくベイビー!
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