冬の一日はまだまだ短くて

★沈みかける冬の夕陽です。
★本当に冬の一日は早くあっという間に終わります。
★それでも大分陽が長くなってきたので、春は近いということなのでしょうか?
★最近色々な方が亡くなりました。プロ野球投手小林 繁さんとか、浅川 マキさんとかです。
★小林は江川と対比され日本人の判官びいきにぴったりの、悲劇のヒーロー的なイメージで投手生活を終わりました。
★本人はどう思っていたのかはよくは分かりません。合掌。
★浅川 マキは60年代後半から70年代のアングラ時代を象徴するような存在で、(勿論平成までコンサートで満員のファンをもっていたのですが)なんとも気になる存在でした。
★LPレコードは買ったものの、ついにコンサートやライブを観る事は出来ませんでした。
★イメージではいつも12月にライブをやっているイメージがあって(そればかりではないのでしょうが)中々その機会を逸していたような気がします。
★特にカモメという唄は昨今の説明的、直截的な歌詞とは違い、自らを茶化したような客観的な目線まで包括した深い歌です。
★すぐれたドラマのように心にしみる歌です。
★ネットで浅川マキさんの追悼コメントに誰かが「痛みと影の無い歌は癒しにはならない」と言っていましたが、正にそのような唄を歌い続けた歌手でした。合掌。
★この歌はたしか寺山修司の作詞だと思います。
★寺山修司は「カモメは飛びながら歌を覚える。、人は遊びながら年をとる」というすぐれたコピーを残していて、これは中央競馬会のコマーシャルとして流れたそうです。
★それはともかく、最近毎日のように間 勘平のアースマラソンのブログが気になり、忙しいのに、ついその比較的長い動画を観てしまいます。
★トルコの曇天の果てしないフラットな街道をただ走り続けている姿を見ると……
★もしかして、人生とは山あり谷ありではなく、ただ、フラットな長い道が続いているだけで、それをただひたすら走り続けているだけなのかという感慨にたどり着いたりします。
★何が面白くてそんなアースマラソン等と途方もない事をやるのかとか、多分多くのスタッフとかに支えられてせいりつしているのだとは思いますが。
★大変な事をやっているなという思いだけは感じられて、世俗で金目当ていにあがいたり、動いたりしている政治家や薄汚い企業人を考えると、実に感動的で応援したくなります。
★しかも、彼は癌という病まで抱えながら走っているのでなおさらです。
★とりとめもない、雑感ですが、冬の一日は、みじかいねー。
★人生も短いぜベイビー!あっというまだよ。
★それなのに、今回の芝居の脚本には中々了のマークが書けないG.Cどえす。
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