歌の稽古

★寒いけれども凛として川の中に立つシギです。
★さて、ぎりぎりまで脚本を書いて、作曲家のコバ吉君と待ち合わせ参宮橋の稽古場へ。
★新しく追加の脚本を読み、その後歌の稽古をやります。
★はじめはおずおずとという感じで歌になりません。
★打ち合わせも交えながら、歌っていくと、少し声が出るようになります。
★以前ならとっくに怒鳴っていたのですが、なんとも吾ながら忍耐強くなったものです。
★何回か歌い前後の芝居をすると、あっという間に退出時間です。
★公共機関の稽古場なので、もう少しがききません。
★故寺山 修司が言ったように、本当に日本の小劇団に必要なのは稽古場です。
★どうして、日本の行政には安いもしくはただの稽古場会館を建てて、演劇や芸術を育てようという発想がないのかあきれるばかりです。
★「芸術とかはご自分でご勝手にやってください」とか言って、演劇の助成金である芸術振興基金もけずられたようです。
★われわれのように何処からも補助を受けず10年間に25回の公演をやってきた(その中には60ステージやった一つの公演もあります)劇団は申請はしてもそういう助成金も貰った事さえありません。
★それでもそういった基金が削られた事に愕然とするのです。
★なんという国なのか?
★政権が代われば少しは文化に対して理解を示すのかと思えば、とんでもない、何処かのバラマキと一緒にされてあっさりカットです。その上に「ご勝手におやりください」との暴言です。
★あきれてものも言えません。
★何?かあちゃんから12億もらっただと?ふざけるな!
★分かるかベイビー!
★ちょっとあんまりだよ。
★今日「世界と自分との真中に小説を書きなさい」というセリフを書きました。
★「世界と自分との真中に芝居を造る」よう頑張ります。
★是非芝居を観に来て下さい。
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