師走の混雑

★写真は28日の夕日です。
★さて、12月も30日。学生もOLもサラリーマンもくにへ帰って、さぞ都心はお盆のようにすいているのだろうとインクを買いに出てみたら、混んでいる事はなはだしい。
★どこが不景気かというくらい池袋は飽和状態の客、客、客。
★おそらくほとんどがバーゲンとか買い物に来ているのだろう……
★なんだかんだいっても、日本は豊かだ。アフリカやアジアの国に比べたら、ちょっと恵まれすぎじゃないのと思ってしまう。
★坊ちゃんお嬢さん、会社が休みだからって、ふらつかないで、国へ帰れよと国の無いボヘミアン・故郷をもたないジプシーの小生は嫉妬も混じって、田舎のある人に冷たい目線を送ってしまう。
★さっさと帰ってたまには親孝行しなよ。
★こっちは、「孝行をしたいときには親もなく、故郷もなし」という状態です。
★大晦日、あれは中学生の頃だった。バイトが終わり、いくらかの給金をもらう。
★魚の腐ったにおいが体中にしみ込んで、蒲鉾工場で10日程働き、もらった給金の中から、親父に黒いジャンパーを一つ買ってもらう。
★残りの金は「いい子だからちょっとお父さんに貸してくれ」と言われ、残りの全てを帰ってこないのを承知で貸した記憶が戻ってくる。
★決して親父をうらんでいるんじゃない。借りる親父も本当に切なかったろうと思う。
★あの頃の年の瀬に比べれば、私も幸せなものだ。
★たとえいくばくかの借金があろうとも、なんとか年が越せる。
★そんな事を思いながら、パソコンのインクを抱えて帰ってくる。
★ベイビー笑顔でいろよ、今年もあと1日だ。
★それにしても310通の年賀状に1枚30文字を書くとして、400字詰原稿用紙約24枚分だ。
★くだらない計算してる暇に心をこめて書けよ。
★はい、ゴメンナサイ。
★年賀状はいつも大仕事。
★まだまだ、終わらない。
★宅配便だって次の日に届くご時勢、どこかの宅配会社「うちの年賀状は31日に出しても元旦に届きますよ」という商売しないのか?郵政民有化ってそういう事じゃないの?という八つ当たりでした。
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