暮れから正月の過ごし方

★写真は小平から花小金井方向への遊歩道。
★夜、中野のモモへ、麦人さんの主催する芝居別役 実作「海ゆかば水漬く屍」を観に行く。
★終わって照明のMさんと久しぶりに2人で飲む。
★Mさんとは長い付き合いで、もう36年くらいになる。
★小生の芝居では99%照明をやってもらっている。
★2月の芝居は予算極端に削減なので、頼めないのが残念だ。
★年は一つ上だが、同学年で、ただ違うのは、彼は大酒のみで、小生はあまり酒は飲めないということか。
★いや、それ以外にも大違いの事があり、彼はなんと、12月の22日から1ケ月バンコクを起点にバックパッカーとして、タイ・ミャンマー・中国・ベトナムト放浪の旅をするというのである。
★67歳でツアーじゃないよ無銭旅行(言葉古いなー)に近い旅で、泊まるところも決めず目的もなく、日本の冬をさけて、ただひたすら貧乏旅行をするというのだ。
★大体泊まり賃は一泊1000円以内。それでも時にはシャワーと浴槽付きの部屋に泊まれる事もあるという。
★「しかし、度胸あるね、この年で俺なんかツアー以外は考えられないよ」と云うと「慣れだよ狎れ」とMさんはこともなげに言う。
★67歳だよ。先日も大腸のポリープを6個取ったという。
★その手術の後禁酒を宣言され、生まれて初めてくらいの感じで2週間禁酒が出来たから、アル中ではない事が分かったと言っていた。
★たまたま芝居等が暮れから正月にかかって、行かない年もあったけれど、Mさんは、ほとんど20年ほど、暮れから正月はこうして東南アジアの旅で過ごしている。
★今更ながらすげえ奴だと思う。
★イジイジと暮れを過ごして、ささやかに新年を迎える小生とはスケールが違う。
★久しぶりに雨にふりこまれた一日で、中野の駅でMさんと別れた。
★中央線国分寺経由で帰宅。
★山積みのデスクワークが控えている。
★一つづつこなしていくしかないよベイビー!
★なんと小さい日々なのか?
★いっそ芝居などほっぽり投げて、円高の今こそ、トルコあたりでも行きたいものだが……
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