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ロートレックのミュージカル

可哀そうなノラ

★写真は寒さの為、風をよけてマンションの壁際に居るノラ猫です。

★本日は内幸町ホールへ、作家仲間の、さらだたまこさんが書いた「ロートレック」というミュージカルを観に行ってきました。

★沢木 順と言う俳優さんがソロで演じるミュージカルで、シンプルな舞台で2部構成にわかれた素敵な舞台でした。

★昔々、まだ高校1年の頃(調べたら1958年とあった)見たイブ・モンタンの「シャンソン・ドパリ」という、唯モンタンのワンマンステージだけを撮った映画を思い出した。

★これは素敵な映画で、唯ステージをモノクロで収録しただけの映画なのだが迫力と芸術性とダイナミズムの溢れた作品で、多分ミュージカル的な要素の映画を観た、これが初めてだったような気がする。

★この後カトリーヌ・ドヌーブの出た「シェルブールの雨傘」に感動した。

★更にそのあとに出たアメリカ映画の「ウエストサイドストーリー」は、物語がロミオとジュリエットの焼き直しなので、踊りの斬新さはさるものの、ストーリーの安易さについていけず、かなりがっかりしたのを覚えている。

★今でも若干そういう事があるが、オリジナリティーというものにすごく重きを置く傾向があり、何かのアダプテイションとかパクリとかは許せない。

★横道にそれたが、休憩を挟んで75分程を一人で、しかも飽きさせずロートレックの生涯を書いたさらださんも素晴らしいが、それなりのロートレックを役としてっくりこんだ沢木 順も素晴らしかった。

★終わって、ロビーへ出ると、さらださんのご母堂に「素晴らしかったですよ」と声をかけると「娘がこんな立派な作品を書く事が出来て……」と涙を流されていたのが心に染みた。

★母親とは有り難いものである。

★さて、冒頭の写真の子猫だが、マンションの自転車置き場のところに住みついていて、もう1月以上経つだろうか?

★スーパーのかごが置いてあったので、そこに古い毛布を切って置いてやったのだが……

★猫嫌いの人にその毛布をはがされたり、又誰かが別の毛布を持ってきたり、うちの差し入れた古い毛布が又籠の中に帰ってきたりと大変なのだ。

★つまり、こういうことだ。猫好きの人達は餌を運んだり、毛布を差し入れたりするが、猫アレルギーを含めた猫嫌いの人は出来るだけ、いつも使っている自転車置き場から猫を排除しようとする。

★60所帯くらいが住んでいるマンションなので、猫に関しても様々な反応があって、大変なのである。

★おまけにこのマンションは動物飼育禁止と来ているので、これに輪をかけて大変という事になる。

★昨日は雨が降り、自転車置き場には屋根はあるのだけれど、雨を吸い込みきっと毛布は濡れていて、さむいのだ。

★したがって、子猫は風をよけて、柱の陰でいつも餌をくれるお姉さんの帰りを待っているというグワイらしい。

★写真を撮ったら何故か「ウンニャー」とエレベーターの方へ寄って来たので、仕方なくあわててエレベーターへ乗り込んだ。

★かわいそうだが何にもしてやれない。ただ、餌は充分にもらっているようだ。

★ただ困るのは、猫の飼い方を知らない子供だろう、時々塩の多いポテトチップスが置いてあったりする。

★猫に塩は毒なので、片づけてやるが、うちは餌はやらないようにしている。

★本日地下鉄丸ノ内線に乗ってびっくりしたが、ワンマン運転だと言っていた。

★こちらの田舎の方の国分寺線だけかと思っていたが、あんなに都心の、しかも地下を満員で走る地下鉄がワンマンとは信じられない。

★何も無いからいいようなものの、運転手が運転中に地下道の中で急死したら電車はどうなるのか?

★あるいは、火災や地震の時は誰が誘導するのか?

★車掌とは正に車を掌握している人なので、いくら人件費節約と言っても、鉄道で車掌をカットするというのは、乗客をなめていて、鉄道の危険さをなめていて、人命軽視もはなはだしい。

★予言してもいい。必ず、車掌がいないための惨事はこの先絶対起こる。

★その時になって、またニュースで「ああ」と言うのか?

★一つ分からないのは、韓国の射撃場の火事でなくなった方はお気の毒だけれど、あの方たちは何のために射撃場へすぐさま行ったのですか?

★百歩譲って、自衛官でもないのに、人を撃つ訓練の為にそこへ行ったのですか?

★こういう根本の論議が出てこない日本の報道はいつも疑問に思う。

★昔、修学旅行の列車が転覆した時も、帆船で学生の事故があった時も、学生が海外まで修学旅行に行く事の是非とか、海外の海で訓練をすることの是非は一切問われなかったのはおかしいと思う小生です。

★でもこれは、あくまでも小生のおかしいという感じ方ですから、猫のように排除したいという人がいるのも事実で、どちらが悪いとは言えないのだよベイビー!
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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