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加齢と言う名の病気のデパート

アビの昨今

★写真はアビの昨今です。

★又、ショックな事があった。

★薬が切れたため、前立腺の薬をもらいに近くの医者へ行って診察を受けた。

★ついでに、1年1月ぶりにその近くの眼科へ行き診察を受けた。

★時間かけて、色々検査をしてもらったところ、昨年ぎりぎりの境界だった緑内障が治療をしなければならない段階に進んでいた。

★ショックを受けた。

★これで、医者にかかっているのは歯・目・なんとかと糖尿病そして原因不明の下腹部痛
と計5か所の病院に通っていることとなる。

★いくら加齢の66(ロックンロール)歳とはいえ、鬱になって自殺してしまっても当然位の病気の数だ。

★見かけは至って健康そうな赤ら顔なので、ほとんど病気の塊である事は信じてもらえない。

★若いころは、逆にガリガリで167cm47.5kgで顔色も青白く本当に不健康に見えたのだが、今思うと、実に健康的で、スタミナもマラソン選手のように強靭だった。

★にもかかわらず、今村昌平監督の「神々の深き欲望」助監督採用オーディションで、最後の4人まで残ったのに、体格のいい、長谷川和彦に決まり、悔しい思いもした。

★やはり、吾友竹内一郎の言うように「人は見かけが一番」なのだ。

★そして、病気の何もかもが加齢とは!

★気を取り直して、夜池袋芸術劇場小ホール2に吾友平石 耕一さんの作・演出の演劇集団銅鑼の公演を観に行く。観劇週間の2である。

★「センポ・スギハァラ2009」という芝居でこれがまた素晴らしい芝居だった。

★戦時中、ユダヤ人の為に本国の命令に命懸けで背いて、パスポートを書いてやる。リトアニアの領事代理杉原とユダヤ人一家の話で、もともと平石さんが、別のバージョンで作った芝居を今回7人の出演者にして、まるで違う角度から作り直した。

★上演中大詰めで涙がこぼれた。

★「いったいこの俺は66年生きてきて、何か人の為に自らを犠牲にしてやったことが一つでもあったか?ないのではないか?」という自省がこみ上げてきた。

★素晴らしい芝居であった。25日までやっています。

★終わって、平石さんと、久しぶりに再会したNHKのディレクターYさんと3人で軽く飲む。

★平石さんの芝居は本当に刺激になる。

★「高谷さんの芝居が刺激になる」と言ってくれるのも嬉しいことだ。丁度一回り小生より若いのだが、かえって、教えられることが多い。

★緑内障にはがっくりきたが、ベイビー!いいことも世の中にはある。

★捨てたもんじゃないね。
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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