六本木~新宿

★さて、本日は午後、月に一回の脚本家連盟の広報誌、「脚本家ニュース」の編集に六本木へ。
★本日はいつも割り付けをやっているNさんがお休みなので、小生が割り付けをやる。
★久しぶりだが、なんとか。
★終わってお茶。
★早々に退出して、新宿で打ち合わせ。2時間ほど。
★帰りつく。
★帰宅した家人がコードに足を必掛けて、ポットのお湯がひっくり返り、やけど。
★幸い軽かったので、ほっとした。
★街はお盆で多少すいているのかもしれないが、それほどでもない。
★かえって、休みなので、行きの電車等はいつもより混んでいるようだった。
★それにしても、日本人はいや、日本人に限らず、何が何でもお盆に休みを取って、国へ帰ろうとするのか?
★とにかくへそ曲がりの小生は人がやるから、俺もという発想が大嫌いだ。
★はやりの映画は観ない。はやりの本は読まない。村上某の小説などけして読まない。
ハリーポッターも観ない。ブームが終わってから、なぜ売れたのかということを検証するために
求めて読むことはあるが。
★今の若い人たちがいいと思う、ジブリの作品は2つしか見ていない。1つは「千と千尋のなんとか」これのどこが面白いのかと思った。
★もう1本は「紅の豚」なるほどとおもったが、所詮は線と絵と後から入れた吹き替えの世界。
★そんなものに感動して、涙を流すような育ち方をした若者の感性に同情した。
★だったら、古いフランス映画や、スターウォーズやスピルパーク以前のハリウッド映画、60年代以前の日本映画をちゃんと見ろといいたい。ポーランド映画のアンジェイ・ワイダの「灰とダイアモンド」を見たかい?
★横道にそれるがこの映画を30年以上前に、ラジオドラマに脚色したのは小生なのです。
★ちなみにハリウッドを堕落させたのは、スピルパークやジョージルーカスなのだ。スピルバークは「激突」だけが評価される。スタンリー、キューブリックとは大違いのフォニーなのだ。
★例えば何がされることがなぜこわいのか?政権交代といわれながら、民主党がいまひとつぱっとしないのは、新)聞テレビがこぞって、民主党を支持していないからだ。
★何故か?それは選挙前に民主党はしくじった。
★実は記者クラブの廃止を言ってしまったからである。
★記者クラブは新聞TVの生命線である。これを廃止されたら、報道の在り方が根本から違ってくる。
★したがって、マスコミは民主党に勝ってほしくない。
★そうかと言って、国民の趨勢は自民離れだ。露骨に自民をたたえれば、読者は離れる。
★そこで出てくる論調は、民主党は頼りないぞ……いいのか?という論調だ。
★全てのマスコミが足並みをそろえてこう言えば、自主性のない人は「そういうもんか」とおもってしまう。そして、意外や意外あんなに嫌われたはずの自民が首の皮一枚で勝ってしまったりする。
★おそろしきかな、多数決、多数の人間の論理。
★特に日本人は、皆がいいと言うからいいんだとか、皆が買っているから私も買おうという考え方が蔓延している。
★本当に大切なりのは、皆がこう思っているからではなく、俺は、私はこう思うということなのだよベイビー!
★戦争に流されたくなけれは、まず、人の噂に流されないこと。
★真の個性を持つことです。
★あなたが、本当に映画が好きだというのなら、ラオール・ウォルシュの映画や川島雄三の映画やビリー・ワイルダーの映画を見てから(DVDで出ています)、ジブリなりスピルパークの映画を見てみましょう。
★それが、本来の順序というものです。
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