夜の池袋で

★夕方、雨がポチポチと降り出した中、自転車で出かける。夕立ちはやがて止むだろうと。
★電車に乗り換え、池袋迄。駅を降り、地下の出口から路上を覗くと、土砂降りの雨。
★仕方なく、500円で傘を買い、路上へ出る。
★劇作家で演出家のHさんと会う。
★Hさんも傘なしで、相合傘で近くの飲み屋へ。
★十二双川物語は観に来てくれ、その時は芝居の後話はしたのだが、いっぱいいてゆっくり話せなかったので、色々と劇団の事情や愚痴のようなものを言う。
★Hさんのところは、今年秋のスケジュールと来年3月までの予定が決まっていて、それへ向けて、色々準備をしているようで、当たり前のことなのだが、先の決まっていない吾が劇団はなんとも心もとない。
★色々と話す。話すとたしかに人間楽になる。
★まだ彼は40代ではあるが、その作品と言い、芝居に対する姿勢と言い、小生の尊敬している演劇人だ。
★演劇だけに限らず、社会や歴史観等も語り合う。
★勿論色々な事に関して、意見の違いがあり、時に真っ向からぶつかることもあるのだが、久しぶりに忌憚なく色々な事が語れ、至福の時だった。
★場所を移して、さしみのうまいところで、日本酒を少々。
★本来なら、生ビールを一杯飲むと、ウーロン茶に切り替えて、そのままというスタイルなのだが、今日は話が弾み日本酒も少々いただく。
★旨い。
★都合四時間半はあっという間に過ぎて、別れた。
★共通する孤独感や作品を生む苦しみなど語り合い、実に刺激に満ちたひと時だった。
★雨はあがっていた。
★たまには、最高に楽しい時もなきゃあーね、ベイビー!
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