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抜き稽古&通し稽古

稽古d

★稽古の写真であります。

★さて、本日は練馬某所で抜き稽古。自主稽古の後、午後2時に出掛けて、抜き稽古2時間。
何の計算違いか、2時間の休憩がありまして、場所を移動しての夜fは通し稽古であります。

★稽古は胸突き八丁、富士登山でいえば8合目と言うところですか?

★一番苦しいところです。

★と言っても、富士さんに登ったことはなく、鳥取県と鹿児島県と沖縄県には行ったことのない小生です。

★何の話じゃ?

★等と冗談をかましている暇もあらばこそ。

★稽古から帰りつくとへとへとです。

★飯を食い、1時間程、ソファーでウトウトしないと、メールを開いたり、メールの返事を書いたり出来ないほど疲れています。

★なにしろ演出は稽古場へ入った瞬間から、稽古とは別に小道具、スケジュール、衣装、スタッフとの打ち合わせ、役者の質問への対応ときりもない仕事が襲ってくるわけです。

★そうしたすべてに正しく、的確な回答をしつつ、20名以上の人間の醸し出す雰囲気を壊さぬように楽しくかつ活力的に進行していかねばならないので、神経の休まる暇はありません。

★ただし、こういうめんどくさいことを一度やると、大変ではありますが、ちょっと癖になるようなことがあります。

★勿論われわれのような小劇団では、上演される演出の仕事だけに専念出来ることはあり得ず、それ以外の煩雑な事に煩わされるということが80%なのです。

★その苦しさが楽しいというなんと倒錯した世界でしょうか。

★しかも、このことでたとえ100円でももうかればいいのですが、それどころか、何十万の赤字です。

★つまり持ち出しなのです。

★今回も持ち出しが、50万か、うまくいって40万で済むかという鬩ぎ合いであります。

★もちろん後輩にたまにおごったりというお金は別にしてです。

★そんなにまでして、ボロボロになってなんで芝居なのか?

★多分芝居は地獄のように楽しいからなのでしょう。

★地獄を楽しいとは思えない人には、はっきり言って芝居は向かないと思う昨今です。

★わかるかなベイビー!
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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