10連休には

★子供の頃連休になると特に子供の日は、金のない5人兄弟の家族は、母が塩結びを造ってくれて、金のかからない遠くの公演へ徒歩で歩いて行って夕方までなんとなく過ごして帰ってきた。教育ママで私とはそりが合わなかったが、子供の日などは出来るだけの事をしていた。
★目の前でがけ崩れを目撃した年も有った。家は建てても潰されることを子供心に知った。
★それから60数年、やはり金のない家人と私はせめて人の居ない処へ行こうと、人の居ない金のかからない処へ行こうと考えた。
★家人が、以前住んでいた多摩センターの近くの巨木を観に行こうと提案したのだけれど、都心をまたいで人ごみにまかれるのも嫌で、スマホで「、東村山の近くの大きな木」と検索すると有ったのだ。
★600年700年という年輪を重ねた大きな木が。
★そこで、自転車に乗ってまず万年橋の欅を観に行った。たしかに木はあったが、樹齢などの説明はなくただ交差点にひっそりと立っていた。
★そして更に地図を頼りに自転車で梅岩寺を目指す。
★いつもながらG-グルの地図は分かりにくくて、極近所で、若い主婦に梅岩寺を訪ねたが、知らないという。
★やっと自転車でたどり着くと、欅が境内にそそり立っていた。

★おまけにもう一つかやの木も境内にはあったのだ。

★境内の木を見に来ていたのは徒歩で来た老婆と、老人に近い男が一人車で後からやってきたぐらいで、本当に人はいない。
★枝には緑の葉が茂り、見上げると何とも清々しい雄大な気持ちにさせてくれる。
★むすびを食べて、帰りにコンビニでコーヒをのんで、帰ってきた。
★膝はやはり痛くなったが、いい日を過ごした。
★上野の展覧会にも行きたかったのだが、家人とのスケジュールが合わず、小生がすねて、また喧嘩になって連休は終わった。
★そして連休の最終日から家内は地獄の6時起きの6蓮ちゃんが始った。
★日給月給のパートで働いている者は、休みとはいえ、連休は次の月の日給がへるだけである。
★大体休みなどと言う物はお上が決める物ではない。
★ギリシャは確かにEUの足を引っ張っているかもしれないが、彼らはほんの少し働いて、たっぷり遊ぶ、それに政府が従うので、
政府の施設はシェスタで昼休みに入ると、午後はそのまま施設を閉鎖してしまう。
★そのため古代の劇場を見れなかった記憶がある。30年以上前の話なので、今はどうだかわからないが。
★一方この国は、休みも年号も政府が決めて国民に押し付ける。押し付けられた国民は海外へ連休で行けるのは大手企業の家族だけじゃないかなどとは言わない。
★喜んで新しい年号に浮かれてはしゃいでいる。
★よく分からん。休みたいと思うのは国民で、本来それを救い上げ、忖度するのが政府ではないのか?
★またひねくれそうだ。
★本日これまで。お休みベィビーまた気が向いたら。
スポンサーサイト