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勝つという事

皐月の夜空
★写真はこの前の十五夜の折の夜空です。中天に小さく月が見えます。

★もう、20年以上ギャンブルはやっていないが、久しぶりにダービーをTVで見た。

★福永祐一が19年ぶりの挑戦で勝ちダービージョッキーになった。馬の名はワグネリアン。

★この頃日大のアメリカンフットボールの反則について世間は喧しい。

★学生を守らない学校当局や、監督コーチの体質に問題があるのは確かだし。

★名前を晒して謝罪した日大の生徒は立派だった。

★そこに集まったマスコミの誘導尋問的無神経な質問や、弁護士がアップの撮影は止めてくれというのに、容赦なく謝罪する生徒に向けてのアップ撮影。

★これらは言語道断だし、清く詳しく謝罪した生徒には涙が流れた。でも、彼の人生にはやがて間違いなく光が差してくる。

★だが、この問題の本質は、スポーツはすべからく勝たねば意味がないという、マスコミを初めとする世論全体の方向性に問題があるのではないのか?

★例えばオリンピック、銅よりは銀、銀より何としても金メダルという考え方がいつものことながら、おかしい。

★スポーツとはなんなのか?

★「勝者には何もやるな!」という言葉があるように、勝ちがあれば、其の何十倍の負けがあり、其の両者があってこそ、のスポーツである。

★勝ち負けの勝負とは、戦争を疑似体験させるかのような事なのか?

★違うだろう。ルールにのっとって正々堂々と戦い、勝負の優劣を決めるという事だろう。

★であれば、冒頭に戻るが、18年間、1年1回のダービーに期待され負け続けた福永祐一の方に、より其の人生の深みと重みが有るはずだ。

★人生はこの年まで来るとわかるが、ほとんどが勝ち負けでいえば負けばかりが続く。だけど人はその負けをどうしのぎ、どう立ち直るのかと言う事と常に戦っているのである。

★負けるという事に学ばない人生には何もない。

★勿論あの天才と言われた福永洋一がダービージョッキーにはなれす、無念の落馬によって騎手人生を止めて、その子祐一がやっとなしとけた勝利は大いにたたえたい。しかしながらその勝利の陰には18回の負けという挫折が有ったのである。

★そのことは、彼の力であり、人間としての誇りなのだ。それあればこそ、勝利の女神はほほえむ。

★姑息な卑怯な事までして、勝つという事に何の価値もない。

★そして、スポーツだけならいいが、嘘の上塗りを立法の府の長がやり続けているのだから、もっとあきれる。

★そっちの報道に時間をもっとさけよ。ま、野党もだらしないので、アナーキストまがいの小生としては、何とも言えないが。

★本日これまで。お休みベィビー!また気が向いたら。












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genre : 日記

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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