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練馬で稽古

稽古4

★写真は稽古風景です。

★さて、なんとかほぼ脚本の決定稿が完成しました。

★公演日のひと月も前に完成とはこの十年のギルドの歴史からみても画期的な事です。

★それで、当たり前なんだよ、むしろ遅いくらいだという声が聞こえてきたように思うが、錯覚か?

★部分的な改訂やカットは順次稽古の中で行われていくので、今の脚本のまま上演ということは、ないのですが、とりあえずこの脚本で稽古を進めていくということです。

★稽古場も本日から3日間は練馬の稽古場で、練りに練るということになります。

★芝居の稽古というものは実に微妙なもので、稽古場の空間が変わると、稽古の集中力がずれてきたり、いつもとは違うちぐはぐさが出たりと大変です。

★本来なら、上演する舞台で毎日稽古する事がよいのですが、ヨーロッパやロシアと違って、日本の場合そういう環境にはありません。

★しかも、公共機関の集会室などを転々として、借りるので、集中力がそがれることおびただしいのです。

★「本当に必要なのは、芝居を演ずる劇場ではなく稽古場会館だ」という寺山修司の名言は今も生きていているのに。

★馬鹿でかい会館ばかりが作られて、稽古場というものへの認識の薄いこの国の演劇事情にはまことにうんざりする昨今なのです。

★昨今というより、ずうーと前からの演劇状況なのだよベイビー!

★稽古終わって、飲みもなしで、食事だけして、つましく数名で語り合う。

★挨拶状やら、パンフレットの原稿やら、次々と押し寄せてくる作業の数々。

★たまらんよー。たまらんほど忙しいのはどういうわけだ。

★参ったぞーベイビー!
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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