再びメメント・モリー

★写真は新居から見える富士の風景です。
★膝にヒアルロン酸の注射を打ってもらい、リハビリを三鷹台の医者でしてもらった帰り、吉祥寺の本屋で。
★目に付くのはずらっと平積みされ展示販売されている「君たちはどう生きるか」のアニメ版なのか?(中身を見ていないので)である。
★50年ぐらい前に読んだ、しかもその頃でもずっと昔の吉野源三郎の書いたあの本と同じなのか?
★それよりも題名が気になってしょうがない。
★それは自分が「君たちはどう生きるか」ではなく、「わたしたちはどう死ぬか」の季節に突入しているからなのだろう。
★そう、メメント・モリー(死を意識せよ)の季節を通り越しているからだ。
★なるほど、モラトリアムの時代でもないし、カルペ・ディエム(今を楽しめ)でもないので、気になるのか?
★ここ50年、時代は確実に悲劇の時代なのに、喜劇やコメディーがもてはやされて、早や50年、半世紀である。
★時代は(流行は)繰り返すというのなら、もうそろそろ一回りして、シリアスな芝居、悲劇を的確にとらえた芝居の時代に戻ってもよかろうものを。
★相変わらず、テレビも芝居も喜劇が溢れ、その中で時間が消費されていく。
★せめて時間が止まらないのなら、若者よ「君たちはどう生きるか」という古い本を読んで、立ち止まってほしい。
★私?わたしは「わたし達はどう死ぬか」というベストセラーでも書くとしますか。
★本日これまで。お休みベィビー!また気が向けば。
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