小さな秋の小さな出来事

★写真はわが家の近くの、線路脇の今日(昨日5日)の空です。
★朝、飼っているというより、保護していた小さな生き物が旅立ちました。
★詳しく書けないのが残念ですが、小鳥の雛で台風18号の後に枝の巣、或いは親から吹き飛ばされて建物の間に転がっていました。
★生き物がほっておけない家人が家に持ってきましたが、既にその時、親鳥からの免疫の元となるミルクのようなものをまだ飲んでいないようで、足やあちこちにおできのようなものが出来ていました。
★とりあえず水とあわや大豆、麦などを与えて、様子を見ました。
★さるお役所に連絡すると、法律によって(と言うニュアンスで)其のまま、元の場所に帰してくださいとの事。結局人の手で飼うと餌も取れず、死んでしまうという事なのだそうです。何処で拾ったのかだけ聞かれました。統計を取っているのだそうです。
★とはいっても、目の前の自力では生きていけないような生後1週間ほどの雛を、元の場所の枝か高い処へ戻せと言っても戻した途端死んでしまうのは明らかで、わざわざ小鳥を殺しに帰すようなことはできません。
★獣医さんの処へ行き診察してもらい、抗生物質と傷薬をもらい、餌をやり何とか生き延びていました。
★しかしやはり免疫力の無さには勝てなくなって、くちばしの中の喉の奥にも何かで来たらしく、餌が呑み込めなくなり、ライトや柔らかいタオルで温めたりしたのですが、昨日早朝ついに力尽きてしまいました。
★それがどうしたというような話ですが、近くの優しい親子の方が駆けつけてくれたり、知り合いの獣医さんに相談したりしたり。ネットで検索したりして、あらゆる力を尽くしたのですが、悲しい思いをしました。
★それがどうした?というようなことですが、改めて命の尊さと、はかなさをつくづく感じました。
★話変わって、昨日W・サローヤンの短編の芝居を見てきました。小品で小さなところでやったのですが、中々素敵な芝居でした。
★ふと、その時思いました。トランプ大統領は子供の頃、サローヤンとか、マークトウエーンとかサリンジャーを読まなかったのでしょうか?
★安倍とか、小池とか前原とかいうやつらは、下村湖人とか宮沢賢治とか小川未明とかをきっと読まずに育ったのでしょう。
★だから、ああいう事が出来るのだと勝手に思ってしまった小生です。
★そういえば私も子供の頃は親に買ってもらった「卵のひみつ」と「母を訪ねて三千里」しか読んだことはありません。
★本を読みだしたのは20歳を過ぎてからでした。人の事は言えねえな。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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