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壱岐の未来座3

未来座芝居
★写真は未来座の稽古を、小生に見せていただいた部分の一部です。一支国博物館の舞台で灯りや映像も入れて1日目に見せていただきました。

★残念ながらもっと沢山の皆さんが出ているシーンもあったのですが、小生は観客ではなく、途中段階の演出の補助として伺ったので、写真を撮る暇がなかったのです。

★そして、たまたま小生が壱岐の島を訪れるのが、諫早図書館のシナリオ講座の帰りが多いので(今回は単独で向かったのですが)真夏とか真冬に訪問することが多いのです。

★それは生徒さん達の夏休みや冬休みの関係です。

★そしていつも嬉しいのですが恐縮してしまうのは、未来座の劇団員の皆さんが、仕事の合間に港に駆けつけて下さり、見送ってくださるという事です。

★船は乗船の準備の行列から、出航するまで30分くらいかかります。その多くの時間を真夏だと35度に近い暑い中、その前などは凍てつく雪が降る中を、船が離岸して岸が見えなくなるまで、手を振り、大漁旗を振り続けて下さることです。

大漁旗

★これには本当にすまないという気持ちと、嬉しい感謝の気持ちが入り混じり、あまりの長い寒さや暑さの中での見送りなので、本当に感動と共に「もう、大丈夫です。暑いですから或いは寒いので御帰り下さい」と言いたいのですが、いつも甘えてしまいます。

★でもこんな気持ちは人生で何度も味わえるものではありません。その度に、またもし呼ばれたら必ず這ってでもこの島に来ようと思ってしまうのです。

★皆さん本当にありがとうございます。呼ばれれば必ず怖い飛行機もなんのその、私は駆けつけます。

★ちなみに船は意外と別に泳げるからと言って海を泳ぎ切ることは出来ないのに、子供の頃から三保の松原から清水港まで、駿河湾のポンポン船に乗って銭湯まで吐きながら通ったので何の不安もありません。

★いつぞやは台風で欠航の後のフェリーで、6メートル近くの高波の中、「波と同じ気持ちになればいいんだ」と吐く事もなく横たわって波になり見事に博多迄帰って来ました。

★そんなわけで、壱岐は本当に素晴らしい人情と、素晴らしい風光明媚な島であり、こういう処で演劇が深く根付く事を心から祈っております。

★台風はまだ東北北陸を漂いさまよっており、これからは台風や異常気候を、今までと同様に考えない方がいいと思います。

★政治だけでなく災害も又想像もしない悪しき方向へ舵を切ったのだと考えた方が良いようです。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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theme : ひとりごとのようなもの
genre : 日記

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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