バネ指の注射

★写真は「海のダイヤモンド」ー嗚呼、軍艦島-の舞台です。
★さて、右手薬指、左手中指が全くきかなくなって、特に右の指に関しては変則に箸を持っているので殊更、そうめんなど箸では食えなくなり、パソコンのキーにも支障をきたしてくる具合。
★第一洗濯ものを干すのに指に力が入らないので、これはもう、人間失格に近く、近くの整形外科に行った。
★ここは、すぐ注射をしてくれる先生と、様子を見て塗り薬をくれる先生と居て、悪い事にどの先生なのか名前を忘れている。
★こうなりゃ勘で、月曜日と火曜日午後のN先生を狙い撃ち。ぴったりとはまって、両腕の指に注射。
★此れが痛くて、先生は自分が経験者でもあるもんだから、「痛いよ!いいね」と念を押す。いざチクっとなると本当に痛い、痛いなんてもんじゃない。
★こういう場合、「痛くないからね、一瞬だから」と言った方がいいのか?「痛いよ、本当に痛いから」と言うべきなのか?
★演出的には、「駄目だね本当に駄目」というか「今は駄目だけど、稽古やればうまくなるから」と言うべきなのか? 考えてしまう。
★正直とはなんなのだろう。
★まあこの注射で3~5か月は持つので不思議だ。
★話変わって芝居をやってる間に、6月に通ってしまった法案。「共謀法」だけじゃないよ。「水道法」が通り、「種子法」が廃止されたんだぜ。
★長くなるから言わねえが、命を守る水に業者が規制緩和で参入。農家が守っていた米・麦・大豆の種子が自由になって、どんな商社でも参入できるようになったんだと。
★命の水はどんなもの飲まされるかわからなくなり、コメも種が異常に高くなり、ブランド米だけが跋扈する世の中になる。
★大変だせ、こういう肝心な処見逃していると。
★民放では、3月二国立競技場で200時間働かされて自殺した男の労災について、ニュースをしていたが、NHkは後3年を前にここまで国立競技場が出来ましたと言う映像を映していた。
★安倍首相が丁寧に特別予算委員会で答えていたと各局言ってた。丁寧じゃねえだろう。丁寧に嘘を述べていただろう。この頃TVを含めたマスコミは言葉の使い方間違ってる。勉強しなさい。
★と言うわけで、昨夜は久々に、夜10時過ぎから、3時まで久々に書く仕事をしました。
★まだ疲れが取れねえ。当分休むよ、好きな本を読む。
★長い間途中で止めていたチャールズ・ウィルフィールドの「拾った女」を読む。
★こういう絶望した男と女の本が好きだ。こんかいの芝居で、絶望した女に俺はどうして絶望した男をめぐり合わせなかったんだろう? ちょっと違う書き方も有ったな・・・・等と取り返しのつかない事を湯船の中で考えたりする。
★まだ、見る夢の中ではほとんど、芝居は終わっていない。芝居の夢を見る。侵されている。先へ進まねば。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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