さあ、容赦なく公演日は迫る

★写真は「海のダイヤモンド」ー嗚呼軍艦島ーの稽古風景です。
★さて、昨日と言っても7月8日の土曜日は最後の稽古休みでした。毎年参加している静岡高校の77期生の東京在住組による七夕会に一年ぶりに参加しました。
★そこで必死の宣伝をしてまいりました。
★その中で高校1年の時同級だったTと言う男がとても記憶が良く、「今度も海の底か?」と言ったのです。「えっ?」と聞き返すと、「お前高校の時演劇部で最初に『海の底の6人』」と言う芝居に出たろう」と言うのです。「あれも海の底に沈んだ潜水艦の話だろう」「そいえばそうだ」とわたし。
★私は思い出しました。コットマン原作の『海の底の6人』で、夢見る男ドリーマーと言う役で、1人で5人を助けるために人間魚雷になって海上へ去っていく役を演じたのが演劇との出会いだったのです。
★恐るべき附合で、何の意識もなしに改訂400メートル以上も下から石炭を掘り出す島「軍艦島」の芝居を書いたのか?
★単なる偶然でしょうが、海の底から海の底で、もしかしたら、私の演劇人生は一巡して終わるのかな・・・・という変な感想を持ってしまいました。
★後、5日後には初日です。もうここまで来て、何とも言えないのですが、芝居がきつくなればなるほど体調はいいように思えるのです。
★でも、時々ステントを入れた心臓が不気味な存在感を増すので、ふっと一人になった時に、奇妙な不安感と孤独感の中で揺れるものが有ります。
★海の底から海の底で一回り。そうならないように頑張りたいと思います。
★芝居自体は日々進化して面白くなっています。是非ご覧になってください。最高に面白いです。


★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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