さあ、7月がやってきた。

★写真は「海のダイアモンド」-嗚呼、軍艦島-の稽古風景です。
★早いもので、いよいよ、本番迄あと2週間となりました。
★2週間と言っても、最後の1週間は昼ごろから夜までの稽古になるので、演出的には今までの伝でいけば、後3週間と言う計算です。
★この3週間の中で、何と何を優先し、いいや本来芝居には優先順位などありません。
★前シーン全役者の登場(ホントはトジョウの変換で出てこないと駄目なんだよ。コンピュータの辞書を作ってる人、芝居も勉強しろよ。登場ではなくトウジョウは登城)と言う言葉しかないんだよ)に優先順位なんかないんだよ。
★全てのシーンすべてのトジョウ人物の稽古をしなければならないのだけれど、其処は演出はお客様第一で舞台を作る為、どう整え、どうカツトしていくかという事がこれからの一番の問題に成るのです。
★焦っても焦った顔をせず、疲れても疲れた顔はせず、ムッと来てもひたすら怒鳴らず、「全て任せろ大船に乗った気で!」と船を漕いでゆくのであります。
★したがって、船はまだ出発したばかりと考えるのが演出の考え方です。
★固定概念にこだわらず、古い引出しで作らず、あえて冒険と変化を大切に柔軟に舞台を作り上げていく。此れは大変な事です。
★なぜなら舞台は生き物だからです。本当に生きた舞台を造り上げなければならないからです。
★そのための、このプロセスに経験や法則はほとんど役には立たないのです。なぜなら、ユニットは時として、毎回舞台に立つ役者が個々に違うからなのです。
★その個性をどう魅力的に見せるのか、そしてアンサンブルを作っていくのか・・・・問題はいつもそこだからです。
★いい舞台に仕上がっていきます。皆様ご期待を!


★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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