軍艦島の講座イベント


★写真は酒井 透さんの講座と、撮られた軍艦島の朝日の、パワーポイントのスクリーンです。
★本日友人の高崎さんの紹介で、軍艦島の遊郭に関する講座イベントに行ってきました。
★永田町の某ビルで行われカストリ出版の主催、写真家の酒井 透さんが数々のスライドを使いながらの講座があり、本やビデオでは知ることの出来なかった貴重な話を聞く事が出来、現在書いている「海のダイヤモンド」ー嗚呼、軍艦島-で、大変参考になった。
★また数々の疑問も質問等をして解けたのだけれど、逆に数々の謎も抱えてしまった。
★まあ、芝居はあくまでもフィクションで(もっとも歴史的事項も50年以上経つと、それ自体が限りなくフィクションに近づくのだけれど)事実とは違うけれど、その時のテンスとSFを書こうというのではないので、当時生きていたであろう人間と或いは想像の範囲に有り得るリアルな或いはファンタジーな人間を書いて行かねばならない。
★芝居として書くか書かないかは別にして、軍艦島の歴史や当時の社会状況をきっちりとおさえた上で、登場人物を生かしていく。(今、変換してトジョウジンブツで変換すると登城人物としか出てこない。これは辞書を作る人間の芝居知らずで、芝居の場合トウジョウジンブツとは言わない。役者はトジョウするので、登場するは間違いである―余談)
★余談ついでに言うともう何回も言っている事だが芝居を、何十年もやっているスタッフや役者も明転(メイテン等と言う)処からこれはパソコンの変換辞書を作る側の人の無知なのである。
★芝居に暗転(アンテン)はあってもメイテンはありえない。此れは正確に言えば明転=アカテンであり、語源は歌舞伎から来ている。明るい間に道具を転換するという意味である。では暗転で転換した後のト書きは何と書くか?、灯りがつくと書くべきなのた。
★その他幕間も往々にして、マクマ等と言っている者がいまだにいる。事程左様に芝居にたいする認知度は低いし、世の識者?は芝居に対して無知である。
★話は限りなく横にそれたが、とにかく素晴らしい公演イベントだった。
★講座をしたカメラマンの酒井 透さんのすごさは「写真撮っても、途中で質問してもなんでもいいですよ」と言って講座が始まったことだ。
★この懐の深さには感心した。日本の美術館などは写真禁止がほとんどで、イギリスの大英博物館などは小生が行った時は写真はミイラの写真であろうと何を撮ってもOKだった。
★この大らかさは著作権の問題とは別に考えていかなければならない問題だと思う。
★ともかく素晴らし講座で、更に小生の軍艦島の芝居への想像は深化した・・・・と思う。乞ご期待であります。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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