大きな稽古場で

☆写真は稽古風景です。
☆本日は稽古場が東村山の大きな処しか取れなかったので、役者の皆さんに無理をして遠くから来てもらい、稽古しました。
☆週3日づつの稽古は、まあゆっくりとしたペースですが、確実に椅子とかテーブル等大道具・小道具をどうするかを決めていかねばなりません。
☆その意味では、興は段取り稽古が多く、演出的にはいささか欲求不満でしたが、早い段階での色々な確認が出来て、良かったと思います。
☆やはり空間が変わると、想定したお客との距離感や空気のようなものが変わり、小さな稽古場でやったとおりに緻密には稽古は中々進みません。
☆しかしこれは仕方のないことで、人間が如何にその空間の中で、感じ方考え方を変えているかという事の証明にも他ならないことです。
☆話変わって千代の富士ばかりでなく、この頃いかにも男らしく、いい意味で昭和の偉丈夫の先達が次々と亡くなっていきます。
☆いや、年回りがそうなって、自分の終焉が近いので、殊更そう思えるのかもしれません。
☆次々と亡くなった方々の残していったものや業績を想うに、小生のように全くろくで゛もない人生を閉じようという時期に来ている人間は焦ります。
☆ブログが復活したと思ったら噛みついたり、吠えたりがやたらと多いと若い人にたしなめられてしまいました。
☆まあ、ここ3か月の海の底に潜ってしまったような元気のなさから復活すると、世の中が、選挙も犯罪もゲームさえも想像力の全く届かないない処へ超スピードで落ちていくように感じるのは小生だけでしょうか?
☆ある人が言っていました。「親子でスマホでポケモンを探し、捕まえるのはいい。けれどもその捕まえたところの草花や、そこにいる虫、例えば蝉の抜け出してきた穴や、蝉の抜け殻等に目もくれず、次のポケモンを捕まえに二人で歩いて行ってしまうという事はどういうことなのだろう・・・・」と。
☆一概には言えなくとも、決して豊かではない世界が其処に広がっていくような気がするのですが。
☆何とも寂しい、そんな気がします。
☆本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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