抜き稽古そして通し稽古

★写真は「さかしま本能寺」の稽古の一場面です。
★さて、本日は午後1時から大集会室でStake Out~張り込み~の稽古をやりました。更に小集会室で「さかしま本能寺」と「音のないレモン」の抜き稽古をやりました。

★そして午後5時から3本の通し稽古をやりました。
★芝居としてはそれぞれ特徴の際立った舞台に仕上がってきました。
★明日もう一回通し稽古をやり、後は小屋入りとなります。

★やはりいつも思う事ですが、当たり前ですが、芝居は本番がやってくるのです。
★それはどんなに足りなかったとか、もう少しとか思っても確実に本番はやって来て、我々の場合はあっという間にその本番は終わってしまいます。
★そのはかない祭りに向けての最後のあがきであり、最後の格闘でもあります。
★しかし芝居とはよくしたもので、必ず頑張った者にはそのお返しがやってきます。そのお返しの豪華さや嬉しいという事や心の財産という事はずっと後にならないと本人には分からないのです。
★あの時あれだけ苦労して頑張ったのが良かったなーとか、「ああ、あの時頑張ったことが今生きてるんだ」なんていう事はずっと後10年も20年も先になって気づくのです。
★虚構の創造にはそうした深い宝が残っていくのです。ずっと後になつて。
★そんなことを思いながら、せめて、今晩はゆっくり寝たいと思いますが、どうなる事やら・・・・
★劇団員岡村に言わせると、「高谷さん、いつも稽古の事で眠れないって言ってるじゃないですか」という事だそうです。
★今回だけかと思ったらどうやらいつもそのようになるみたいな、いや或いはそいいう風評の中で本番に近づいています。
★芝居が終わったら改めて、公演直前のブログを見返してみようと思いますが・・・・えっ、そんなに俺は芝居と不眠症とが合体してるのかなと思います。
★歳のせいなのか、生来楽天的なのか、嫌な事はすぐ忘れてしまいます。
★それがいいのか悪いのか? いいので、ここまで芝居をやれてきたのだと思っています。
★「えっ昨日のダメをすぐ忘れて、違う事を言うって? それは違うぞ、日々演出も芝居造りもよりよく変化変貌してるんだよ!」
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
スポンサーサイト