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雀のお宿

雀のお宿

★写真は子雀の宿です。

★雨の止み間、雀のお墓というのもあまりに気の毒なので、助けてやれなかった野生の雀の宿を掘ってあげて、埋めました。

★この世に生を受け、2日か3日の短い命でした。

★他の3羽の雀は、元気に旅だったのでしょうか?

★人間だけではなく、すべての生き物に平等の運命というものがあるとしても、悲しいことです。

★その子雀を埋めて、すぐ自転車で家人と買い物に行こうと、走り出した時のことです。

★自転車のハンドルと、運転する家人の間をすりぬけて、一羽の親雀が横切ったと言いました。

★「えっ」とやや前を走っている私が聞き返します。

★「こんなところを雀が通るなんて無いのに。怒ったのか(助けられなかったことを)、それともありがとうを言ったのかな」と家人。

★「ありがとう」と親雀が言ってくれた事と、勝手にいいように解釈することにしました。

★そんなことはあり得ないと思いますが、親雀がじっとどこかで、穴に埋められる子雀の亡骸を見ていて、何かを私たちに伝えに来たのかなと思うと、悲しくも、不思議な気持ちになります。

★合掌。

★さて、稽古は休みで、脚本は最後のラストスパートです。

★必死です。とにもかくにも、ラストまで描き切って、稽古をやりながら、直すしかありません。

★頑張るよベイビー!

★だが、明日も会議がある。参ったなー。
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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