上石神井稽古場終了
★写真は「音のないレモン」の稽古風景です。
★さて、本日は上石神井の稽古場は最後で、明日からは東村山の稽古場に入り、叩きと集中稽古に入ります。
★「音のないレモン」の脚本の改訂部分及び 後半の部分の稽古をしました。
★やり残したことは多多ありますが、とにかくギリギリやれることはやりました。
★終わって、1件程打ち合わせをして、その後みんなの飲んでいるところに合流しました。
★明日からの叩きと道具つくりの段取りがきちっとっいていないこともあり、いささかイライラしました。
★一番いいのは言わなくても準備が出来ていること。2番目は言った事を即的確にやってくれることですが、中々演出と同じ気持ちで動いてはくれません。
★当たり前の事なのですが、性分で色々な事が先に先に気になります。
★そのたびに怒鳴られたり電話で文句を言われたり劇団員も大変だと思います。
★でも、お客さんの事、初日からの舞台の事を考えると、まず効率という事を考えます。
★またメール社会で、ラインやメールでやり取りをしてばかりいるので、芝居はまず目と目をわせて、相手に何かを訪ねたり、頼んだりしないと、必ず齟齬や行き違いが出てきます。
★裏の仕事そして表の舞台に限らず、よく聞いて、相手が今何を思っているかを測る事が芝居の多くを占めるのです。
★それしかないよと言っても言い過ぎではありません。
★これだけ進歩して一見便利そうな世の中で、芝居程アナログで人間的世界はないのです。だからこそ面白くやりがいがあるのです。
★そのことを心の底から肝に銘じてほしいと思うのです。
★皆が皆頑張っています。その頑張りが空回りしたり、行き違ったりしないことを切に祈ります。
★絶対に面白く楽しい芝居を造ろうぜ。今回の座組みメンバーには必ず出来る!
★熊本と九州の方には心からお見舞い申し上げます。どうぞ、被害が極力少ないように。希望を捨てないように。心より応援しています。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。