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役のオーディション

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★写真は’60~18ロクレイ・イチハチ―1960年君は18歳だったー舞台稽古中のG.Cです。撮影 向 操

★さて、本日はなお不足している台本を印刷し、午後5時上石神井で平石さんと会いました。

★作品と稽古についての打ち合わせを1時間半ほどして、近くの稽古場へ。

★今日は「音のないレモン」を書いた竺原君とその友人で、かつてテレビ朝日アスクの教え子だったS君も稽古場に来てくれました。

★まだスケジュールの調整やその他の都合で、全員はそろわないのだけれど、「音のないレモン」を通して役者が声を出して読んでみて、その脚本についてのいくつかの疑問等を作者の竺原君と話し合いました。

★その後平石さんに彼の受け持つ小生の書いた戯曲Stake out~張り込み~のオーディションをやってもらいました。

★大変緻密に言葉とセリフのやり取りを分析し、その分析の上でトーンや意味合いを変えてセリフをどう言ったら変わっていくのかという精密なオーディションで、大変小生は参考になりました。

★役者も厳密に正しく脚本の中の役を分析した上で、表現をハッキリと変えていくという訓練をやらされ、大変勉強になったと思います。

★時に独特のユーモアを交えて丁寧に脚本の有る部分を膨らませ、肉付けしていくという演出方法は、実に正確で意味のある稽古のやり方で、もっと早くこういう方に演出を頼んでいれば、小生の本も変わっていったであろうとつくづく思いました。

★実に奥深い有意義な一時でした。

★終わって、S君竺原君等を交えて有志で平石さんと飲みました。

★ある意味で、3本の内の1本を平石さんに任せ、楽が出来ると安易に思った小生、大変な事になったと、嬉しい悲鳴を上げるような状態です。

★これからの稽古の展開がとても面白くなってきました。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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theme : 今日の出来事
genre : 日記

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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