桃井 章の芝居

★写真は天現寺の歩道橋の上からの模様です。
★さて、本日は朝、団地恒例のバザーがあり、其処にちょっとだけ顔を出し、芝居に使えそうなものがあったので、バザーを手伝っている家人にチェックをいれて、キープしておいてくれるようたのみ、自転車で急ぎ駅に向かいました。
★西武線とJRと地下鉄を乗り継いで、広尾から歩いて天現寺あたりへ。13時30分頃に着き。
★恵比寿のBarジャージャンで行われた、桃井 章作・演出のM家の人々Ⅱじゃーじゃんを観に行きました。
★桃井さんは元乃木坂のコレドというバー兼シアターで劇団ギルドは大変お世話になったのですが、当時から自作の演出をされていて、もう数え切れないほどの芝居を小空間で公演しています。
★そしてまた近頃とみに芝居が面白くなり、更に深く重層的になって来ているので、いつも楽しみにしています。
★今回はいつものポルトガル志向の芝居ではなく、五代にわたるいわばご自身の家の人々と現在とを重層的にとらえた作品で、横山莉枝子さんと、以前パラソルという作品で鮮烈な少年を演じた滝沢めぐみさんとの四つ相撲に岸本敏伸さんが割って入るという構成で、この女優2人が素晴らしいのです。
★それぞれ全く違う個性と芝居のやり方も違い、一方が深いエロチシズムに裏打ちされた色気で、他方が生臭さを秘めながらどこかピュアーな女子高生風の芝居をやり、真っ向からぶつかるという構成なのです。
★こんなに女を旨く描く作家が居たのかという驚き。空間の見事な使い方。
★特に今日はベランダを芝居全体の3分の1ほど使っているのですが、青い空のバックと舗道や車道の自動車も見えて、ソレラノ背景に演技するセーラー服や胸のリボンが、風にはためくというような想定外の演出効果もあって、この芝居の面白さを倍増させていました。
★桃井さんも68歳で、小生と同じように躯のあちこちに不具合が出てくる年頃なのに本当に頑張っています。
★こちらは時々彼のブログを見ているので、本番前まではこれは駄目かという感じでしたが、どうしてどうして、最高の出来でした。
★終わって、昼から慣れないビールを飲んで顔を真っ赤にしながら、桃井さんやお客さん女優さんそして居合わせた早稲田の先輩の役者さん浜田晃と語りました。
★いい芝居を観た後は本当に乾杯したくなるものです。
★そして、新宿でラーメンを食べて、西武新宿のペペの上階にある百円ショップで2,3点買い物をして帰ってきました。
★先日梅田で自動車運転中に動脈乖離かなんかで舗道に突っ込んだ50代の男も、ラーメンばかり食べていたというし、確かにラーメンは小生に取って「死への誘い」かもしれません。
★でもご安心ください。最近は外でのこってりしたラーメンは10日に一度くらいに減らしております。
★といったわけで、本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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