タバコと映画の規制

★写真は’60~18ロクレイ・イチハチ―1960年君は18歳だったーの舞台です。撮影 向 操
★さて、本日は劇団の様々な準備や、また雑然としてきた部屋の整理整頓をするために、100円ショップでプラスチックのA4紙が入るケース等を買って来て、諫早図書館の仕事や壱岐の仕事の書類等を整理しました。
★さて、話変わって、この程WHOが喫煙の場面のある映画を成人指定にすべきだという提案だか提言をしたという事を知り、ぞっとしました。
★喫煙が健康に良くないという事があっても、喫煙シーンを見た若者が影響を受けるからと言って、そうした表現の自由を束縛するとは何事かと思います。
★私はもう30年くらい前に、1日50本も吸っていた煙草をやめて、以来非喫煙者でありますが、そういう事とは関係なく単に煙草を吸うシーンの有る映画を括りをかけて成人指定にすること等言語道断です。
★そんな事を言えば麻薬をやっているシーンも、人を殺すシーンも、物を盗むシーンも娼婦も、青少年に悪影響を与えるから、全て成人指定映画にしましょうという事になります。
★小生など小学生のころから新東宝の三原葉子さん(最近お亡くなりになったそうで合掌)が半裸になるような映画もよく見ましたが、助平ではありますが、性犯罪者にはならないで生きてきました。
★ヴィットリオ・デ・シーカの「自転車泥棒」を見て涙を流しましたが、別に泥棒が出てくると言って盗人にはなりませんでした。
★ハンフリー・ボガードがいくら格好よく煙草を吸うからと言って、喫煙は自分でやめました。
★ショーン・コネリーが007(これをダブルオーセブンと読むのは新参者です。これはゼロゼロナナと読みます)の中で敵を殺したからと言って殺人者にはなりませんでした。
★表現の自由だけはいかなることがあっても、何としても守っていかねばならない物です。それをWHOが何の権限があって規制するような動きに出るのか分かりません。
★今はやりのジカ熱とか新種のウイルスの予防とかやることは沢山あるのに、何を勘違いしているのか分かりません。
★別に高い目線でモノ申しているのではなく、勘違いして組織もその枠組みの中から外れて、何かしだすとろくなことにはなりません。
★表現者としては、小生などは宇宙の塵ではありますがそう思うのです。
★宇宙のチリ・・・・いい言葉です。「人は死して宇宙の塵となる」それにしても私は本当に死して宇宙のチリになれるのでしょうか?
★せめてなれたらと思う今日この頃です。深かった青い空がもうすぐ頭上にまで近づいてきています。
★なんと「蒼穹の低き事よ」と感じる日々ではあります。
★負けねえぞ!松方弘樹頑張れくたばるな!チャーリィー頑張れ!!
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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