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素晴らしい時

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★写真は’60~18ロクレイ・イチハチ―1960年君は18歳だったーの舞台です。 撮影 向 操

★さて、本日はあらかじめお願いはしてあったのですが、次回4月公演で短編3本の芝居をやるので、是非そのうちの1本の演出をお願いできないかと依頼していたHさんと夕刻、川越で会いました。

★Hさんとは兼ねてから尊敬する、平石耕一事務所の平石耕一さんです。

★平石さんは快く引き受けていただき、晴れて小生の書いた脚本を1本演出して下さることが決まりました。

★平石さんは私とは対照的で、真面目できちっとして軸のブレない真の演劇人で、お互いの芝居を観合ったり、先日の平石さんの新作の公演「自り伝(ひとりでん)」其の参~八丈島編には、吾が劇団ギルドの中谷 守男や北村 りさ、そして客演で知り合った佐藤好も出演させていただき、大変お世話になったばかりなのです。

★その敬愛する平石さんが今回手伝っていただけることになり、本当に舞い上がる程嬉しい日になりました。

★平石さんは私よりは一回りも若く、才能もエネルギーも溢れんばかりの方で、しかもこれが一番面白いことに、戯曲の書き方、演出のやり方が、まるで小生とは正反対のように見えて、そのことがいつも小生には脅威でもあり、あたかも優れた教師のように感じられる作家であり、演出家なのです。

★どう対照的かと言えば、同じ八丈島へ行ったのに、小生と家人は防波堤で釣り三昧、の3日間で帰ってきました。勿論20年程前の話ですが・・・・

★平石さんはと言えば、今回の芝居の為、きちっと下調べをされ、島の方と交流し、島独特の料理と酒を堪能して、史実を検証し芝居のロケハン迄して帰ってきたのです。

★滞在の日にちはそんなに変わらないと思います。でも八丈島との係わりをきっちりとされて、しかも芝居の本番で八丈太鼓を地元の方に打ってもらうまでの段取り等をつけての平石さんの旅なのに。

★小生たちと言えば、八丈島の歴史もなんのその、防波堤でアジ゜が釣れたとはしゃいで帰って来るだけの釣り旅行をする始末でした。

★人は自分にない物に惹かれあうと言いますが、正にその典型のような芝居人生を送っているように私には見えて、平石さんの芝居への取り組みを見つついつも反省しているのです。

★旨くその二人の違いが言葉にできませんが、とにかく、小生の作品を演出して下さるという事で、舞い上がるように嬉しい半日でした。

★グルメであり、決まってその土地土地の旨い飲み屋を見つける卓抜した平石さんの才能に導かれて、実にうまい焼き鳥いや焼きトンを食べては飲み(と言っても小生はビールコップに2杯ぐらいですが)芝居から演劇の現状、今の世界についてや小生の愚痴等色々と話はつきることなく、西武線の駅を跨いで、また別の焼肉の店に梯子して、語りました。

★本当に楽しい時でした。こんなに早く一緒に芝居が出来るとは思っていなかったので、本当にうれしい日でした。

★詳細は2,3日中に発表しますが、皆さん、4月28日~30日迄高円寺明石スタジオでの公演SF短編+1の公演をご期待ください!!

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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genre : 日記

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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