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姫路城再び

白鷺城1

★写真は姫路城(またの名を白鷺城)です。

★さて、昨日は壱岐の島の方々に感動的な見送りを受けて、博多港に着き、バスをと、バス停の時刻表を見たら、省略してあって、まるで、あたかも走っていないように書かれていたので、(わりあいすぐに来るという事がタクシーの運転手さんに聞いて分かったのですが)仕方なくタクシーで新幹線の博多駅に行きました。

★駅弁を買いこんで一路姫路へ。姫路で降りてから夜道を何回も迷いそうになり、ホテルに入ったのが10時過ぎでした。

★そして今朝7時過ぎに目が覚めて、朝食を取り、勝手知ったる道を姫路城へ10分程歩きました。

★勝手知ったると言うのは、多分1年以上前、12月の今頃姫路城へ諫早の帰りに来たのですが、なんと運の悪いことに平成の大工事中で、あらかじめPCで申し込んで天守閣へ登ったのですが、工事の丸太と壁を覆う布とフェンスばかりで、なんとも味気ない思いをしたものです。

★今日は申し込みもなく、そのまま登れたのですが、以前と違ったことはエレベーターが天守閣の最上階までついていたのですが、改修なって目出度くエレベーターは外され、急な狭い階段を、まるでラッシュの電車の中のような人ごみで渋滞しつつ、登って行ったのでした。

★天守閣の頂上までやっと登りつくと、人が溢れていて、其処の係りの仕切りが悪いため、身動きが出来ないような状態で、少しも進まず、今度は降りる階段までたどり着けないような状態でした。

★せめて、頂上階の前で、人を少し止めて、少しずつ上げて行けばスムーズに人が流れるのにと思いました。

★ちょっと地震でも起きたらパニックになるのではないかと、閉所・高所恐怖症の当方としては怖い思いをたっぷり味わいました。

★しかし城という物は元来、戦(いくさ)で攻め込まれるのを守るという事を前提に作られており、鉄砲の狭間(さま)や狭い階段、石落とし等があり、階段などはわざと急にして狭く作られているのです。

★侍も特に年寄りの侍もこの狭い階段を駆け上ったり、駆け下りたりして、随分息切れがしたろうな等と、心臓の不具合で、息苦しい体験をした小生、そんなことが妙に気になりました。

★とりあえずエレベーターの無い城をじっくり上り下りできたことに満足して、広い城の前の広場をゆっくり横切って門外へ出たのでありました。

★高田の馬場という名の土産物屋で、ちよっとした饅頭を買ったりして、あまりゆっくりもせず、昼過ぎの新幹線に乗り、ラッシュの前の東京に着いたのに、天守閣より何倍もの人が東京は溢れていました。やれやれ・・・・

★それにしても、姫路と言い、東京の新宿の新宿駅から西武新宿の駅までの道といい、中国語とか韓国語が道には溢れていて、差別をするつもりは全くありませんが、人ごみではこの国では日本語を聞くという事は出来なくなってしまい、外国にいるような気分です。

★まあ、「爆買い」とかいう下品な言葉がの流行語大賞を取るようになり、そのことで日本が潤っているのであれば、情けないような仕方ないような昨今です。

★昔であれば、姫路の人ごみは関西風の言葉が聞けて、東京に帰ってくれば、アクセントがまた関東風に変わってきて、「ああ、旅をしたんだ」と感じるのですが、姫路も東京も中国か韓国の都市にいるような言葉が耳に入り、日本にいながら、アジアを旅しているようで・・・・

★でも壱岐では本当になつかしさ溢れる素晴らしい言葉と人情に触れられてしかも大歓迎されたので、本当に幸せでした。

★こうして、諫早から始まった5泊6日の老々の旅は無事終わりました。

★本当は9月の心臓の事があったので、本当にこの旅は不安でした。本当にちゃんと戻って来れるのかと・・・・

★でも、中々ホテルでは寝つけず、緊張したのですが、壱岐ではまるで勝手に自分の故郷に帰って来たようにリラックスできて、幸せでした。そのお蔭て、一息ついてゆっくり旅が出来たようです。ありがとうございました。

★そういえば、12月10日は市川森一先生の命日で、何とも不思議な因縁を新幹線の中で感じました。

★残念ながら、進行方向左側の席を取ったのに、天候は曇りに向かい、富士山は見えませんでした。

★でもこの6日間本当に天候に恵まれました。

★この時間東京も雨が降っているようです。

★お世話になった諫早と壱岐の皆様。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

★では早めに風呂に入り、ゆっくりと寝ます。

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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theme : 今日のしあわせ
genre : 日記

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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