Dan-Vo Project23回リサイタル

★写真はダンボプロジェクト23回ライブで、デビューした劇団ギルドの北村りさです。
★さて、本日は夜江古田のBUDDYというライブハウスで、平ヒロミさん率いる、ダンボプロジェクトのリサイタルがありました。
★小生も忙しい中、やや遅れて会場に到着しました。
★ここ1年くらいに平先生にお世話になった、吾が劇団の北村りさがEverybreath You Takeという曲をソロで歌いました。
★中々華やかでパンチもあるいい歌唱力のステージでした。
★ここでは20年ほど前3回程、家人も歌ってステージに立ったことがあります。
★ベテランの三橋さんや小林さんの唄もあり、第3部平先生こと平ヒロミさんの登場です。

★さすがはプロで、ボリュームといい、歌唱力といい、これぞプロというジャズで、久々に堪能いたしました。
★会場には古い八騎人の戦友儀部さんや北千住のてらで講座の生徒さんだったTさんにも4年ぶりに会い、やはり世間は狭いと思いました。
★Tさんのお友達が平先生の生徒さんだったのです。しかもTさんは諫早のご出身なのです。
★平先生とは20年も前からのお知り合いで、本格派のジャズの歌手であり、作詞家でもあって、名前は言えませんが、アメリカの有名な歌手のボイストレーニングに行ったり、日本のそれこそ武道館をいっぱいにするような歌手のボイストレーニング等もしている人で。
★こういう人がもっとメジャーなステージで歌えないのは、本当に日本のプロデューサーという仕事が確立されていないからと思います。
★歌の世界も、演劇の世界にも和本格的なベテランや、埋もれた新人が居るのにこれをメジャーのTV局やメジャーのレコードディレクターとの橋渡しの出来る本来的な一匹狼のプロデューサーが居ないのです。
★ほとんどのプロデューサーは会社の雇われプロデューサーで、たとえ逸材を発見してきたとしても、上司の一喝ですべてやめてしまうからです。
★それに昔と違って、歌手にしろ役者にしろ自らが発掘してきて、辛抱強く育てていき、それが実力者になって自分の功績にしていこうという事を実践できるプロデューサーがほとんどいないからです。
★決まりきった大手のプロダクションの役者とか、既にどこかで見たことのある役者を持ってきて、いい役に着け、あたかも自分が見出したような気になる。そんな奴ばかりです。
★新人や逸材の発掘は自分の足で探して、自分の目で探し出し、苦労して、育てていかなければ、新しい才能は何も生まれません。
★芸能も芸術も伝承です。ぬるい会社の中に浸かっていて、一つも若い者を育てようとしない、この世界の体質に怒りを覚える昨今です。
★現に小生の近くにも、本気でこの世界で芝居をやり、又映像にも出ようという若者は朝4時に起きて、バイトをして夜10時まで稽古をして、日づけの変わる頃に家に帰り頑張っています。
★そういった若者たちに、それこそ何の寄るべき組織もない任意集団の小生などは、お金をもらうどころか、無償で、身銭を切って芝居のまず゛、基礎を教えています。
★それは人は必ずこの世界では、技術を伝承し、その基本を伝えていかなければならないと思うからです。
★そういう事が、ないがしろにされて、商業主義と大プロダクションの力に負け続けるキー局のプロデューサー等は恥、を知れという処です。
★本当に芸能とか文化、それがおこがましいなら、サブカルチャーだって、誰かが伝承していかなければ何も生まれないのだぞと。
★本日は素晴らしいライブを見てきたのに、怒りがこみ上げました。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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