「まれ」の核心を

★写真はアル・タルフAl-talf-獅子の一瞥-の舞台写真です。
★さて本日は芝居の疲れが、1週間経ってようやくどっと出てきたようで、(年寄りはこれだから困る。遅すぎるのだ)1日中ほゞ何もせずぐったりしていた。
★大河ドラマはともかく、あまり見ないドラマ、実は大分前から(初めからではないが)NHK朝のテレビ小説、通称朝ドラのまれを昼の再放送で観ていたのだけれど、前にも書いたが、初めのうち月曜日~金曜日と思い、どうも話が続かず、途中から月~土という事がわかった。
★これはラジオドラマの「アドベンチャーロード」や「青春アドベンチャー」のラジオドラマを何本も書いていた時の癖と思い込みで、てっきり連続のドラマは月曜日~金曜日のくくりと思っていたからである。
★それからは土曜日もなるべく見ようとしていたのだけれど、時々起きるのがとんでもなく遅くなったり、いつもと違うニュースから昼ブラの流れでなかったりして、土曜日は見逃すことが多い。
★しかもアドベンチャーの時もそうだったけれど、一週間の山場は必ず次週への期待を持ってもらおうと、次へ興味が続くように、うまく山を作って終るようにしてある。
★そんなこんなで「まれ」も肝心な所を見逃している。
★何故まれが輪島の輪島塗の修行の青年と結婚してしまつたのか?
★また、どんなわけで、横浜の店を止めて、パリ行きを諦め、輪島に帰ることを決意したのかという回を見逃しているので、肝心な肝がわからず、なんとなく推測するのみである。
★ちなみに二人の男の間でゆれていたまれは、横浜のシェフの息子(この柳楽という役者はいい味を出している)を選ぶとてっきり思っていたら、マイナス思考の未熟な輪島の青年と結婚するのも納得がいかなかったし。
★せっかくパリへの修行という大きな事がありながら、そちらを捨てて、ろくでもない、どうでもいいことや人間しかいない輪島に帰ってきたのかも納得がいかなかった。田中泯の見事な芝居に比べて、中村敦夫の演技が年の割にひどすぎる事もあるが・・・・
★多分これはお決まりのNHKの古里向けの番組の作り方の原則があって、田舎の幼馴染を振ったり、田舎を捨てて、都会へ出るというドラマはよろしくないという裏基準みたいなものに振り回されているのだろうが、故郷を持たないボヘミアンの小生としては納得のいかない、ドラマの方向である。
★それにしても土屋太凰という女優は演技はうまくはないが、好感の持てる芝居をしているのと、どんなに疲れていても(ここは推測)小生と同じように(?)丁寧にブログを毎夜更新しているのは感心していて、いい感じである。
★そこでことさら、思い入れ視聴者としては男の選び方、世界へ飛びださない古里回帰の描き方が今一納得がいかないのである。
★見逃した分はNHKオンデマンドでというが、そんな余分な金はないので、肝心な所は謎のまま、ドラマは進んでいる。
★本日はどうでもいいことを書きました。本日これまで。
★お休みベィビー!また明日。
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