空堀川の鯉幟

★写真は空堀川にかかった、鯉幟の群れです。
★天気はいいし、風がとっても心地よい日々だ。
★本当にこんな日々にバソコン相手に室内で仕事なんて、なんという運の悪い男なんだろうか?
★と、運の悪さを嘆いていても仕方がない。気分を整えて、気持ちよくパソコンに向かうためには、多少の運動も大切だーという事で、例によって、自転車で空堀川を遡る。
★そして、川沿いの歩道が尽きる辺りまで上っていき、またしてもニトリに来てしまつた。
★ベッドをとにかく買うという事で、あんなに、反対していた定額給付金をあてにして、安いベット゛を買ってしまった。
★全く貧乏人は情けない。志というものがないのかとも思うが、腰が痛いのでは致し方ない。
★金をばら撒かれれば、すぐ拾おうとする。悪い癖だ。
★そういえば、昔の我が家の父と母は「武士は食わねど高楊枝」だった。
★俺が5メートル近い高さの飛び込み台から腹ぶちで水に落ち、胸が内出血して、紫色に腫れ上がっても母は「大丈夫、人間の躯はは自力でなんでも治るようになってるんだから」と言った。
★決して「ごめんね信之、うちはお金が無いからお医者様にはいけないのよ」等と泣き言に近い教育はしなかった。
★お陰で、俺も随分強くなった。強くはなったが、いまだに梅雨時になると、時々あの時打った胸が肋間神経痛のようにズキズキと痛む。
★こういったことを芝居に書こうと思っている。
★だが、現実は情けない。つい金に尾をふる。
★床にじかにフトンを敷いてもいいんだけれど、長年のベッド生活。本を読みながら寝たりするのに、すこぶる不便なのだ、などと言い訳を必死に用意する。
★ベット゛はとにかく、フラツトで硬くなくては成らない。
★芝居の演技ははフラットで硬いのは最悪なんだよ。ベツドとは逆だ。わかるかベイビー!
★さて、空堀川を今度は下って帰路につくと、カルガモの親子が居て、空堀川に鯉幟の群れが翻っていた。

★人生まんざら捨てたものでもない。
★だったら、何故人工の芝居等を借金をしてまでもやろうとしているのか?
★そいつが最大の謎だ!
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