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音作り

7月7日稽古3

★写真はal・talfー獅子の一瞥ーの稽古風景です。

★さて、本日は午後から音響担当の竺原が事務所兼自宅に来てくれました。

★16時~22時まで、食事休憩を挟みながらの音作りです。

★一部を除いて、90%選曲と大体の秒数を決めることが出来ました。

★いつもの公演だと、音響のプロの川口さんに頼むのですが、今回は低予算という意味での小公演(決して芝居が小さい公演ではありません。誤解無いように)なので、我々内部で音を作り、効果音や曲を作りこまなければなりません。

★今回芝居の裏方参加は初めての竺原君ですが、パソコンの音などの操作や編集は早く丁寧に出来るので、強引に頼んでしまい、彼もその期待に応えて頑張っています。

★パソコンも音作りにはマックの方がやりやすいようで、中々のいい感触です。

★音も素晴らしいバランスで決めることが出来たと思います。

★彼は、夜中の0時から浅草でバイトがあるので、10時半には帰っていきました。

★無理はしないでほしいが、きっと明日早朝帰ってきてしばらく寝てから稽古までの間に音をPCで編集したりしなければならず、大変な事です。

★でも頑張っているので、素晴らしいと思います。

★芝居のいいところは、苦労したり大変にハードであったりしても、芝居が終わると、頑張ったり、苦しんだりしたことが、全部自分の実になって帰ってくるという処です。

★そのかわり、我々のような小劇団では金銭的な報酬は残念ながらないというより、現実は交通費など含めて、持ち出しだという現実なのです。

★それがこの国の芝居の現状です。

★それでも困難を切り抜け、躯をボロボロにしてもやりぬくというのは、やはり、有形無形のもの。達成感やら、新たな事にチャレンジして得た成果が、常に個人個人にしっかりと帰ってくるという事です。

★したがって、中途半端にしか関わらなかった者には、中途半端なものしか返ってこないという恐ろしさも芝居は秘めています。

★まあ、凝縮した社会とか凝縮した人生とかが、見事に体験できるのが芝居の稽古やスタッフワークの魅力です。

★皆で山に登る、しかし、会社などの仕事と違うのは、同じ山に登っても、役者で登るのと、スタッフとして登るのとはまるっきり登るルートが違うのです。

★という事は途中やることも見る風景も違うわけで、もっと言えばやる役、やる仕事によっても登山のルートは各々違うのです。

★ただ、お客様の前に舞台を提示した後は、山の頂上に昇ったという実感は皆に得られるのです。

★芝居初めての竺原君には是非そのしたたかな山の頂上の実感を味わってもらいたいものです。

★でも、ルートは言わずもがな険しいよ。当たり前のことながら・・・・

★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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