稽古2日目。

★写真はタチアオイの花です。
★さて、本日もにわか雨が関東のあちこちに時間差で降るという怪しい天気。南九州や東北の一部も猛烈な集中豪雨。気の毒だ。
★東京西部の自宅を出る時は、都心部では降っているらしかったのですが、六本木に着くと雨はなし。
★脚本家ニュースの校正をした後、編集長のTさんとお茶。大変な病と闘い、今は実に安定しているTさんと、色々今後の編集部の事の心配を伺う。
★小生より10近く年上なのに本当に尊敬すべき体力と、脚本家ニュースへの熱い情熱、敬服する。
★地下鉄で新宿へ出るとここもパラパラの雨で助かる。ヨドバシカメラで持参した時計2つの電池を入れ替える。
★驚くことに3か月前くらいに1個600円だった電池交換が、1個1200円になっている。おい、安倍さんよ、どういうインフレ状態なのか?信じ難い。誰も何にも云わないのか?本当にどうしようもない庶民泣かせの国だ。
★躰に悪いと思いながらラーメンを食べて、西武新宿から上石神井の稽古場へ。
★本日の稽古は前半部分の細かなニュアンスとイメージを伝え、現段階でのダメ出し。だが、立ち稽古に入ると、多分状況は一変する。するので、また別のダメ出しになる。
★稽古終わって、外へ出るとここまで、雨のやみ間を縫ってセーフだったのに雨。かなり太い。どうやら雨女がいるらしい。
★大体小生晴れ男で、長い間、公演をやってきたが、稽古の時はともかく、ほとんど90%以上雨に祟られた公演はない。
★ところが晴れ男・晴れ女より圧倒的に強いのが雨男・雨女のエネルギーで、ここ、3年程、公演も雨がちになる。
★昨今こういう事を言うと、ハラスメントになるらしい。冗談も難しい。
★今日も最近ほとんどの辞書がネットとかデジタルで探せて、紙の辞書をめくる必要なくなってきたという話になり、編集長のTさんが、ひどく怒っていた。
★「そういう事だから、探し出す言葉が誰でも均一になってしまって、テレビドラマなんか面白い作品がなくなってしまったんだ、少なくとも作家は独自の言葉を探して辞書をめくって格闘し、使うべきなのに」とデジタル社会、デジタル化にに対する痛烈な怒りを話されていた。
★それと、雨女がどんな関係があるのだと聞かれれば、あまり関係ないという事だが、何もかもくくって、パワハラ・セクハラ等と言い出しては、芝居の稽古など一つも出来なくなる。
★説得や説明も必要だが、時には人格的な事に触れて、駄目を出さなければならなかったり、手を取ったり、肩をつかんで、、ダメ出しをしたりもしなければわからない時もある。
★それゆえ、われわれ芝居の世界では当然のことのように、パワハラ・セクハラはない。いや、あるというくらい例も知ってはいるが、われわれの周囲にはない。
★上から目線の演出など芝居では成立しない。役者とお客さんが結び合い、その仲介役が演出だからだ。
★自主規制とデジタル化と自動車を含めた一部産業にしか恩恵の無い円安とインフレ、ごり押しの憲法違反!それ等は黒い金環食のように関連して、一つの円になっているように小生には思える。
★このままでいいわけはないだろう。それともやはり、人類は自虐的に破滅の道をたどっているのか?それが日本は殊更早いだけなのか?
★余計なこと言ってないで脚本を書け!という声が聞こえる。
★そういえば、脚本の遅れの言い訳にはしないがプリンターが壊れる。電化製品が次々に壊れていく。人類が壊れる前に家電の買い替えで、我が家が真っ先に滅びる。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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