展覧会

★写真は聳え立つ都庁です。
★さて、本日は午後、新宿の中央公園の中にある新宿区民ギャラリーへ行き、NHKでお世話になったIさんの所属する絵の会の展覧会に行きました。
★Iさんは5点の絵を出品されていて、創作欲旺盛な作品ばかりで、感嘆いたしました。
★同じくNHKOBの音響効果のKさんや技術OBのOさんも集まり、絵を鑑賞してから、Iさんと4人で駅近くのお店で久しぶりに飲みました。
★話は近況報告のようなところから、アナログからデジタルに変わってきたラジオドラマの世界の話となり、この方達は(小生も含めて)アナログだけのテープの時代からデ、ジタル機器による処理に移行していった時代にドラマを造っていったことを踏まえて。
★ドラマにおける音響の選択とか、各部門の、様々な変遷への話に入っていきました。
★例えば効果音は生で作るという時代から、デジタルで仕込まれた音の選択という事に移行していったわけで、そのことはモノづくりという事の中で極めて重要な事で、それにいかに対応していったかというような話にもなりました。
★我々脚本を書く者は、万年筆あるいは鉛筆からパソコンのキーボードを打つという変化だけに対応すれば事足りたのかもしれませんが、それでも大いに違和感が出たり、文章を過剰に書いて削るということや、場合によっては場面の差し替えが実に簡単になった分、推敲の仕方がいいかげんになったりといろいろありました。
★まして音や技術という事の機械的な進展もまた、人間のドラマを造っていくというところでは、大変な変革を余儀なくされたのであります。
★ただ、それ等を乗り越えて、ドラマの中身が発展したのかというと、そうとも言い切れない物があり、それは単にアナログとデジタルの間の問題なのか、それとも人間そのものの問題なのかと考えると結論が出ません。
★ただ、いずれにしろ、アナログの時代は、丁寧に丁寧にドラマを造っていたように思えます。
★ただ単に、昔は良かったという話にならなかったのが良かったと思います。
★皆さん引退されて何年にもなるのに、自分のやってきた仕事がなんだったのかと今でも問い返しているようで、楽しい話が出来ました。
★本日も夏日とやらで、暑かったのですが、湿度が低いせいか快適な一日でした。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
スポンサーサイト