新しい出会い

★写真は「蛍よ・・・妖しの海を翔べ」の舞台です。 撮影 向 操
★さて、本日は若い女優Uさんから紹介してもらったSさんに夜新宿で会いました。
★最初3人で話し、紹介してくれたUさんはバイトなので、抜けて後、色々と話を聞きました。
★ちょっと小生のかつて書いたセリフを読んでもらったりして、軽くオーディションとは言えないけれど、こちらの劇団の話もして、その方の事情や経歴を聞きました。
★まだ22歳と若く養成所を3月に出て、1本芝居に出ただけという経歴ですか゛、芝居への新鮮な情熱とビュアーな持ち味を感じて、7月の芝居に出ていただく事としました。
★これで出演者の3人が決まったわけで、この3人を頭に置いて、あたらしく書き始めなければなりません。
★所詮は躯が持つか、集中力とそれを支える体力がどれだけ持続するのかという問題が第一義で、もうこの年になっては才能があるかないかなどという事は二の次三の次です。
★それは偉そうにいうのではなく、どれだけ散漫になり、保守的になってしまった脳から絞り出して深く軽やかなイメージを掘り起こし、書いていくかという事なのです。
★この年になって、それが出来ないならそれまでという事です。
★ただ、一つだけ自分に誓っているのは、過去の引き出しで勝負をしないという事です。
★全く新たな文体、全く新たなシュチエーション、かつてないセリフの運びと、いまだかつてないセリフ又は沈黙による人物を描こうと常に思っています。
★そのための戦いは堅くなってしまった脳には大変な事ですが、それをやり遂げなければいい年をして芝居なぞをやっている意味がありません。
★必死の覚悟で心して挑みたいと思います。まだ題名もしかと決まっていない芝居ですが、稽古開始までには何としても書ききる覚悟であります。
★とはいいつつある程度構想はあるのですが、果してこれがどうなるやら。いつものことながら、孤独で長い戦いが始まります。
★本日これまで。お休みベィビー!また明日。
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