私と演劇23

★写真は「蛍よ・・・妖しの海を翔べ」の稽古風景です。
★私と演劇 22 芝居への再出発
★さて、その間は演劇と関係がないので23歳から29歳までの事は省きます。
★29歳になった時、親友A君の弟K君が正月早々自殺するという事件がありました。A君は理科系の優れた頭脳の持ち主で、主に電気の設計施工などをやっていました。ところが弟のK君は典型的な文系の人で、当時大学生で「如何に生きるべきか」等と大変悩んでいました。
★静岡にいるA君から、弟の話を聞いてやってほしいと言われたものの、私自身がどう生きて行ったらいいかと煩悶していた時期で、東京に居たにもかかわらず、ほとんどK君と会い相談を受けてやることが出来ませんでした。
★そのため、K君が自殺したことに本当にショックを受け、自責の念に駆られました。「なんとかしてやれなかったのか?せめて話を聞くことぐらいしてやったら良かったのに」と私は自分を攻め続けました。
★しかし、亡くなったK君はどんなに後悔しても戻ってはきません。
★私は打ちのめされました。と同時に人間のはかなさ、虚しさを深く感じ続けたのです。
★人は何のために生きるのか?考え続けた末、当たり前のことながら、私はやはり何かしら目的を持って生きなければと思ったのです。
★既に27の時に結婚はしていましたがしかし、私は目的とかウ゛ィジョンを失っていました。
★私にとって生きるとはなにか?考えた末、演劇という場所しか私にはないという処にたどり着きました。
★だが、芝居も観ず、仲間もいない状況で、芝居は出来ません。
★仲間とか、或いは芝居の出来る場所へ身を置かなければ芝居は出来ないのです。
★私は俳優の養成所に入る事を思いつきました。すでに29歳という年齢に達していましたが、それをやってみようと思ったのです。続きは次に書きます。
★そして今日は、ドコモショップでも駄目で、プロバイダーに電話をして試行錯誤の上、やっとのことスマホからEネールが読めることになりました。
★また眼医者に行き、ずいぶん待たされて、視野検査と、眼底検査をしてきました。
★なんか損をしたように感じた一日でした。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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