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最後の蝉が

最後の蝉
★尾羽打ち枯らしたおそらく今年最後の蝉が、玄関の前に迷い込んだ。
あわれにも、羽が裂けていて、ほんのすここしか飛べない。

★それでも、指に触れると大声で鳴く、羽音を震わせる。かなり大きく。流石の蝉好きのアビも蝉が弱っている事がわかるのか、手を出さない。じっと、鼻をくっつけて、匂いをかぐだけだ。

★長い事地中にに居て地上に出てわずか1週間程の命なのに、こんな傷だらけではかわいそうだ。
といって、何もしてやれないので、ベランダから逃がしてやった。

★昨日放送作家のHさんから急遽頼まれ、西葛西の映画学校で、昼から3年生と2年生を2コマ教える。
1回きりの授業なので、ラオール・ウォルシェ監督とか(コアでマニャックナ話だ)スピルバークがハリウッド映画をいかにして駄目にしたか等独特の講座をしてきた。

★どの教室も熱心に聞き入るごく一部の生徒と、眠ったり、ほとんど耳に入っていない生徒とに別れる。しかしいつも思うが、この学校は生徒にキチットした挨拶を教えていない。

★遅れて平気で大きなトビラをあける音と共に教室へ入ってきて、「すみません」の一言もない。
これでは駄目だ。いつもなら怒鳴りつけるが、1回だけの代理授業なので、怒鳴り散らして、険悪にして講義を終わるわけにも行かない。ぐっと我慢する。何のために?

★その後新宿へ出てマッサージを受ける。左側がえらくこっていると言われる。

★夜、ギルドの稽古場へ稽古を見に行く。

★今回出演はしていないが、舞台監督をやっているIと一緒に帰り着くと、激しい下痢!(ストレスによる神経性か?それとも抹茶フロートの氷が当ったのか?)

★Iに金沢音楽堂て゛10月4日にやる朗読劇のの台本とスケジュールを渡す。Iは演出助手である。

★Iは家が近い(と言っても歩くと小一時間かかるのだが)ので、時々来るが、たいていは深夜である。
★Iは久方ぶりのメシとかで、たらふく食って帰る。

★ベイビー!、こうして、休みだったはずの1日が休みではなくなり、深夜激しい下痢とともに終わっていく。
★夏も終わりが近い。
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theme : 日々のつれづれ
genre : 日記

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プロフィール

G.C(グランド・キャノニオン)

Author:G.C(グランド・キャノニオン)
G.Cことグランド・キャニオン・ビリーブ・ミーこと高貴な谷、つまり 高谷信之のこれはブログです。

G.C(ジードットシー)は1972年からNHKラジオドラマを約80本書き、映画、テレビ中学生日記等主にNHkのシナリオを手掛ける。【ラジオドラマ】「枝の上の白色レクホン」では、芸術祭大賞をとり同じく『天主堂』ではギャラクシー賞優秀賞をとる。
また若者たちと劇団ギルドを1999年に立ち上げ、20年続け、37回公演で2018年秋解散した。70代後半に向かい、演劇のプロジェクト、あくなき、小説・演劇・シナリオの挑戦創造に賭けており、また日本放送作家協会の理事は岩間良樹理事長の時代より20年以上続けた。
他に長崎県諫早図書館・壱岐未来座等のシナリオの書き方、演劇の演出講師、指導等もしている。

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