私と演劇2

★写真は「蛍よ・・・妖しの海を翔べ」の稽古風景
★「2 学芸会の代役」
★さて色々小学校を転校の末、静岡の安東小学校5年の時でした。
★学芸会があり、宮沢賢治の「よたかの星」をやることになりました。
★そのころは学校で成績の良いものが主役に選ばれるのが常でした。
★私は成績はそんなに良くなかったのですが、主役に選ばれたT君が風邪をひき声が出なくなりました。
★そこで代役に選ばれたのが私です。
★私はそのころ放送部に所属し、大相撲の実況の真似事や、その他の物まねを昼休みに校内放送でやっていました。
★そこに目をつけた担任の先生が「よたかの星」の前半のよたかの役を指名したのです。
★ちなみに後半のよたか役は、後に学生運動のバリバリの闘士となるN君でした。
★忘れもしません、よたか役の前半を終わって体育館から渡り廊下へ歩いてきたときに、沖縄出身の平先生に「高谷君うまかったねえ」と本気で褒められたのです。
★平先生は担任の先生ではありませんでした。だだ大人から本気で褒められたことのなかった私は、密かに「もしかしたら、僕の道はこれかもしれない」と思ってしまったのです。
★以来幾星霜、いまだに誰かに褒められたくて芝居をやっております。
★本日これまで。お休みベイビーまたあした!
スポンサーサイト