観劇~抜き稽古~通し稽古

★写真は「蛍よ・・・妖しの海を翔べ」の稽古写真です。
★さて、久しぶりに8時間寝てすっきりした今日は、朝から締切の有る仕事。
★午後、座・高円寺に駆けつけ、まず座・高円寺の劇場で上演されている。「世の中と演劇するプロジェクトMの公演・丸尾聡作演出の「死刑執行人―山田浅衛門とサンソン」を観劇しました。
★本番直前の5日前に余裕だなぁと思われそうですが、今回の目的は他にもありました。5日後にやるこちらの芝居の空間のあり方や声の通り方、会場の使い方など視察の意味もあり、10人程の役者スタッフが見せてもらう事にしたわけです。
★芝居は例によって手堅く、硬派の芝居で、死刑執行という実にコアなテーマを一般的なところまで広げて、様々に考えさせる志の高いいい芝居でした。
★終わって、座・高円寺の稽古場で抜き稽古。
★ほとんど休憩も少なく、通し稽古をやりました。音も入り、芝居は気になる何か所を覗いては、実に面白くエンタティメントな舞台に仕上がってきています。
★終わって数人で打ち合わせ。中央線の終電でご帰宅の忙しい一日でした。
★もう躯は限界をとっくに超えているのですが、気力のみで生きているような状態。
★明日は稽古場での最後の稽古。
★頑張る他はありません。いや頑張ってほしいのは役者ですが、ぎりぎりとなっても酒を飲まずにいられない半プロが多くてちょっと困るなーと演出的にはそう思う昨今です。
★あれほど酒好きだった故太地喜和子さんは、稽古中は一滴も飲まず、本番が明けてから飲んだという話が伝説として残っています。
★若い頃、スタッフで太地さんの出演した「怒りを込めて振り返れ」に参加した小生、本番に入り、毎日芝居が進化していったのを目の当たりに観て、流石にプロ中のプロと感激したことを昨日のように覚えています。
★ギリギリの本番へ向けての5,6日、せめて何か好きなもの(酒でもなんでも)を絶って最高のコンディションに持って行くだけのプロ意識を望む演出でした。
★本日これまで。お休みベイビー!また明日。
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